さよちゃん

さよちゃんは

私にとって、初めての市松ちゃんです。



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小さい頃からお人形と言えば

金髪の縦ロールのヘアースタイルに

ピンクのドレスに憧れていた私は

かしこまったお顔に

黒髪に着物姿のお人形がどうも好きにはなれなくて

きっと家に迎え入れることはないだろうなと思っていました。

でも、それまで私が抱いていた市松さんのイメージを

大きく変えてくれたのが

このさよちゃんでした。


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この市松さんは、山崎明咲さんの作品。

当時はまだ山崎あゆみさんと呼ばれていました。

今にもにこって笑いかけてくれそうなおめめに

きゅっと下唇をかみしめたお顔が

なんとも可愛らしくて家に呼び寄せました。

6号サイズの小さな女の子です。



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今日は小さなお客様がたくさんみえたので

お茶のおもてなしをいたしましょう。




小さなお客様はほっぺこ堂さんのほっぺこちゃんたち。

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そして懐かしいレトロな家具セットは昭和初期のもの。

西荻窪のベビヰドヲルさんからやって来ました。




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店内は所狭しと、昔懐かしいレトログッズにあふれ

まるでそこだけ時が止まっているかのよう。

とても居心地の良い空間でした。

壁にかけられたぬり絵も

床に置かれた箱の中に無造作に入れられた

ペーパードールも見覚えのあるものばかり。

小さかった頃の時間が蘇ってきます。


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ちょっと長くなったので、たたみます。

続きをどうぞ。











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お多福助雛

もうじきうれしい雛祭り

今年は我が家に一風変わったお雛様が飾られています。

きむらさちよさん作『お多福助雛』

きむらさん独特のユニークであやしい雰囲気が漂っています。

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いかにも人の良さそうな大きな福耳をした福助お内裏さんと

優雅に扇子を扇いでるお多福雛。

『おほほほほ............』という

甲高い声が聞こえてくるようです。



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宮廷に使える3人官女

トレードマークの長柄の銚子、三方、加えの銚子も

しっかり用意して、お支度は万全です。




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このお雛様は
 
先日、桃の節句に向けて開かれたきむらさちよさんの

個展「春の宴」の会場(銀座松屋)にて

連れて帰った子達です。

本当は違う子を目当てに行ったのですが

この『あやしさ』に取り憑かれて

連れて帰って来ました。





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でも帰り道、

夕方のラッシュ時の満員電車の中で

我慢できずに包みを開けて

にた〜っと笑っていた私の方が

きっと『あやしかった』に違いありません


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♪花を召しませ 召しませ花を

♪ 青い芽を吹く 柳の辻に

花を召しませ 召しませ花を

どこか寂しい 愁いを含む

瞳いじらし あの笑くぼ

ああ 東京の花売娘

『東 京 の 花 売 娘より』

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思わず口ずさんでしまうような

可愛らしい花かごを持った少女です。

このお人形は昭和初期に作られたお人形で

少女の可愛らしさを表現するために

足を太めに作ってあるので

俗に『足太人形』と呼ばれていました。


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鮮やかなピンクのワンピースを来た

金髪の巻き毛ちゃん。

きいちのぬり絵の世界からやってきた女の子のよう。

雑音の入った古いレコードを聴きながら

ひとり夢見る昭和レトロの乙女の時間に浸ってます。

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文化ちゃんのひとりごと

わたしのなまえはさくらちゃん

ここのおうちの子になって

もうじき2年になるの

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ところがね、今日ママがあたしにこう言ったの。

本当はあなた3つ子ちゃんだったのよって


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えっ?!3つ子ちゃん?

あたし、今までそんなこと全然聞いてないよ


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それってどういう意味?

あたしと同じこんな可愛いお顔の子が

あと2人もいるの?


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そういうのって、テレビドラマの話の中だけだと思ってた。

いきなり言われたって

そんなのしんじらんな〜い!!




ふ〜ん、この子がそうなんだ。


なまえはかえでちゃんって言うんだって。



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あたしに似てる?

ちっとも似てないじゃない。


わたしの方がちょっとだけおめめが大きいし。

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それで、もうひとりの子はこの子。

ももこちゃんっていうんだって。



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ほら、このこの子だって、

あたしにちっとも似てないじゃない。


わたしの方がちょっとだけお鼻が高いもの。


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姉妹が増えて嬉しいでしょうって?

いきなりそんなこと言われても困っちゃう。

だってわたし、ずっとひとりっ子だって思ってたし。


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でも、ここのうちの子になりたいんだったら

わたしは別にかまわないけど


でもね、わたし達、3つ子にはならないからね。

うちのママっておんなじものを
集めたがるから

きっとまた仲間が増えるに決まってるんだから。



今日は文化人形で遊んでみました。

お人形は木夢の部屋からやって来た文化ちゃんです。

さくらちゃんは木夢の部屋が出来る前にやってきた子です。


最近のマイブームは文化人形とマトリョーシカ。

それを知ったお友達から

こんな可愛い文化ちゃんグッズをいただきました

一面に文化ちゃんのプリントがされていて

思わず胸がキュンとなってしまいます

よく見ると1人、1人の着ているお洋服が

みんなそれぞれ違ってます。

紅姫さんのオリジナルグッズだそうです。

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人形絵本

1冊の古い絵本があります。

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私が小さい頃に買ってもらった『まっちうりの少女』。

今まで何度読んだことでしょう。

表紙はボロボロにめくりあがり、印刷も色あせてしまってます。

でも、大好きな大好きな絵本です。

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この絵本の登場人物はみんなお人形で作られています。

黄色の毛糸でできた髪の女の子は

祖末なつぎはぎだらけのお洋服を着ていました。

町行く人々の暖かそうな衣装とは対照的に

女の子が着ている薄手でボロボロの洋服の質感。

道行く人達の楽しそうな表情とはうらはらに

今にも倒れそうなうつろな目をした少女の表情。

冷たい雪の上を裸足で歩く少女の足はしもやけで赤くなっていて、

雪道をジャリ、ジャリと歩く音さえ聞こえます。

着ているものや背景の鮮やかな色彩と

豊かな人形たちの表情。
 
そこにはイラストやアニメでは

決して表現できないような世界がありました。
 
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凍える中、裏通りの家の窓から見えた楽しそうなクリスマスを

女の子はどんな気持ちで眺めていたのでしょう。

マッチの炎がともっているほんの少しの間は

幸せな気持ちになれます。

そこにはおいしそうなごちそうや

きれいな飾り付けをされたクリスマスツリーが見えてきました。


でも、マッチの炎が消えてしまうと

現実に引き戻されたちまち凍える雪の中にいます。


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おばあさんに抱きかかえられ

天使に導かれ天国に登っていく最後の場面。

何度涙したことでしょう。

ページのところどころに涙のしみが残っています。



 最近、本屋さんで立ち読みをしていた時に

偶然この本のことが掲載されている本を見つけました。



『くりくりの本

かわいい手づくり雑貨 1000の手芸』


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この本を開いてびっくり。

なんと私の大好きな絵本の話が載っていました。



この本に出てくるお人形は

1950年代に人形作家の熊谷達子さん(当時は谷内達子さん)が

戦後の何もない時代に、

工場からもらった針金で人形の芯を作り

布に模様を縫って染めて作ったそうです。 

近くの手芸屋さんに行けば

いろいろな材料がすぐ手に入る今の時代と違って

苦労して材料を探し回ったり、

身近なものを工夫して作り出すのは

どんなに大変だったことでしょう。

細かいところにもたくさんのこだわりが見られ

とても丁寧に作られているお人形たち。

鮮やかな色彩や、表情豊かなお人形は

長い間、子供たちに感動を与え続けてきました。


私もこんな風に、お人形を使って

物語のページにしてみたいなと思って

トリビュートとして作ったのがこの画像です。


madame alexanderのお人形を使って

マッチ売りの少女の画像を作ってみました。


背景のドールハウスも

熊谷さんの絵本をイメージして作りました。



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私のお人形好きは

もしかしたら、この本によって
 
培われたのかも知れません。

 
*Profile*

rikarinn

物心ついた時からお人形と暮らしていた管理人のrikarinnが
大好きなお人形やアンティーク雑貨の事などを綴っています。
2001年に立ち上げた本館サイト「Myprecious dolls」は
現在リニューアル準備中なので
当面の間、更新はこちらのブログにて行っています。

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