純白のウェディングドレスを身にまとった子が我が家にやって来ました。

1959年に作られた14” Betsy McCallちゃん( #614)。

我が家で2人めのAmerican Character toy 社の

14インチのBetsyちゃんです。

(1人目の子はこちら)

BETSY0
 

Betsyちゃんはもともと

1951年アメリカの婦人雑誌

「McCall's Magazine」に掲載されていた

ペーパードールとして誕生しました。 

Betsy1

着せ替えの服の可愛らしさなどから大ヒットし、

1952年にIdeal社によって

ソフトビニールヘッド、ハードプラスティックボディの

14インチのBetsyちゃんが作られました。

 

その後1957年にAmerican Character toy 社によって

8インチのTiny BetsyMcCallが

そして1958~59年にかけて

14インチの BetsyMcCallが誕生しました。


 またその後も 短期間ですが

「Betsy McCall」の名前のついた人形は

Horsmanや Uneeda社などから次々と

色々なサイズで発売されました。

2000年に入るとTonner Dollsも

Betsyちゃんを手がけるようになります。


このように Betsyちゃんは昔から

アメリカの女の子の誰からでも愛されるキャラクターとして

成長してきました。

BETSY5

私はどちらかと言うとVintageのBetsyちゃんは

8インチの子よりも14インチの子の方が

どこか懐かしい雰囲気を醸し出していて好きです。

なかなか状態の良い子に出会うのは難しいのですが

我が家にやって来た花嫁姿のBetsyちゃんは

髪の乱れも退色もなくとても良いコンディションの子でした。


BETSY3

 


BETSY4

頬をバラ色に染め

幸せそうなお顔を見ていると

私まで幸せのお裾分けをもらったような

Happyな気持ちになれます。


BETSY8

私よりもお姉さんのBetsyちゃん。

どんなおうちで、どんな子供に可愛がって

もらっていたのでしょう。

Vintageのお人形を迎えるたびに思います。

 

BETSY6