今年のクリスマスは久しぶりにプレゼピオを飾ることにしました。
 
プレゼピオとはキリスト生誕の物語をジオラマで表現したもので

クリスマスの伝統的な飾りもののひとつです。
 

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 このプレゼピオは数十年前にドイツのクリスマス市で買ったものです。
 
宗教観のあまり感じられない日本のクリスマスと違って
 
ヨーロッパのクリスマスは静かで厳かです。
 
クリスマスシーズンが近づくと
 
いろいろな種類の プレゼピオがマーケットに並びます。

人物だけでも30センチほどもある大きいものや

小さいミニチュアサイズのもの、
 
建物も、石造りのものがあったり、
 
木でできた粗末な小屋があったり、

はたまた洞窟であったり....といろいろなパターンがあります。

ちなみにプレゼピオとはラテン語で飼い葉桶という意味で

宿屋が満員で泊まれず、馬小屋の飼い葉桶でキリストが生まれたことに由来しています。

ドイツではKrippe(クリッペ)と呼ばれていました。

登場人物も、本格的な木彫りのものや、樹脂製、粘土やガラス製のものもあります。

建物と主な登場人物、小物などが1セットとして売られていたり

それぞれがバラで売られているものもあります。

私はまず馬小屋の建物を買ってから

それぞれ登場人物を陳列カゴの中からひとつひとつ選び出しました。



まずは飼い葉桶に入っているキリストと聖母マリア。

クリスマス前にはこの飼い葉桶は空にしていて

キリストの生まれた12月25日に、

飼い葉桶の中に幼子を入れることになっています。

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後ろには東方の3人の賢者が、夜空に明るく光る星に導かれ

イエス・キリストの生誕を拝むために馬小屋にやって来て

乳香、没薬、黄金を贈り物として献上します。


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馬小屋の脇には、3賢者が乗って来たラクダが身体を休めています。


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マリアの後ろには、マリアのいいなずけであるナザレの大工のヨセフ。

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天使に導かれて羊飼いもやって来ました。


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お祝いの音楽を奏でる音楽隊の2人。


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その姿を天使が優しく見守っています。
 

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小屋の中ではヤギや馬、牛

聖なるイエス・キリストの生誕を祝っています。


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このプレゼピオを見ていると

幼稚園のキリスト生誕劇を思い出します。

私の通っていた幼稚園はキリスト教の幼稚園で

教会の敷地内に幼稚園が建てられていました。

クリスマス前の4週目から、クリスマスリースに大きな4本のろうそくが飾られ

日曜日が来るたびに、1本ずつろうそくに火が灯されます。

毎週ろうそくが増えるたびに、クリスマスが近づいてくることを実感し

気分も盛り上がってきます。

そして4本目のろうそくの火が灯されると、クリスマスがやってきます。


クリスマスの日になると、年中組は歌とダンス

年長組はキリスト生誕のミュージカルをやりました。


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これは天使からの受胎告知のお告げを聞き、

腰が抜けるほど驚くマリア(私)のシーンです。

本番ではバッチリできましたが

受胎告知の意味を知らなかった私は

なぜ驚くのかわからず

天使からの重要なお知らせのシーンで

練習中に、腰を抜かすことをよく忘れてしまい、

ただボ〜ッと突っ立ったままでいて

よく先生から、「ほら転んで、転んで!」って注意されていました。(><)


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お星様や天使に導かれて

聖なるキリストをひとめ見ようと

三賢者や動物達が馬小屋に次々とやって来ます。



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最後に聖歌隊や宿屋の主人や町の人々も現れて

ミュージカルの幕が閉じられます。

幼稚園時代の忘れられないクリスマスの思い出です。