大好きなもの

羽生結弦〜陰陽師 (かける君カスタム)

今年最初の『お人形で○○をやってみた』シリーズの第一弾は

羽生結弦の陰陽師です。

今季 [SEIMEI]と名付けられたフリー演技では、

2001年に滝田洋二郎監督、野村萬斎主演で製作された映画「陰陽師」の劇中歌を使用し

平安時代に活躍した陰陽師安倍晴明の世界を再現

NHK杯でショート、フリー合せてのトータルスコアで史上初の300点越え、

それに続く2週間後のGPファイナルでは

自身の持つ世界最高点を再び塗りかえる驚異の点数を叩き出したのはまだ記憶に新しく

この2つの演技は何度見ても鳥肌が立つほど感動します。




今回、羽生君を演じてくれたのはリカちゃんキャッスルオリジナルのかける君(NO.10976)

関節に動きを持たせたかったのでボディはオビツボディに変えています。

狩衣を模したコスチュームは、

録画したフィギュアスケートのシーンを何度も繰り返し見て

苦しみながらもなんとか自力で作りました。


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ピンと張りつめたような静寂な空気を破るように響きわたる太鼓ともの悲しい笛の音。

見えない敵と戦っているかのごとく右に左にと身をかわし宙を切り裂く指先。

まるで安倍晴明の魂が今まさにこの瞬間

羽生くんの身体に降臨したかのようです。

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炎の中から
神社 デコメ絵文字安倍晴明降臨神社 デコメ絵文字

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今、マイブームになっているのは

テレビの音声を消したまま

今季ショートプログラムで演じている羽生君の動きに合せて

ピアノでショパンのバラード1番を演奏すること。

あたかも羽生君と共演しているかのようで

一人自己満足の境地に陥ってます。(*^_^*)

ただこのバラード、譜面通りではなく

規定のプログラムの長さに合せてだいぶ端折っているので

映像に合せて弾くのは至難の業ですが.....


羽生結弦君の次なる戦いはボストンで開催される世界選手権。

今後の活躍、とても楽しみにしています。☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚


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高橋真琴の原画展と時代まつり


11月14日から佐倉市立美術館で始まった

『高橋真琴の原画展〜佐倉で描かれた少女たち』に行ってきました。

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ブロンドの長い巻き毛にきらきらと瞳を輝かせ、

白いレースやリボンの施されたドレスを着て

色とりどりの花が咲き乱れる庭園で

静かに微笑む高橋真琴さんの少女の華麗で繊細なイラストは

いつの時代も女の子の夢と憧れでした。

筆箱に色鉛筆、自由帳や下敷きにハンカチ.......

小学生の頃の私の持ち物のほとんどは

高橋真琴さんのグッズで揃えていました。


私の住んでいる市に隣接している佐倉市在住の作家さんだけに

高橋真琴さんが描いた少女画のポスターは

ことあるごとに街や駅でもよく目にするのですが

どんなに急いでいても真琴さんのポスターを見ると

ついうっとり.......足を止めて見入ってしまいます。


佐倉市上志津のアトリエの庭に設けられた真琴画廊や

東京の展示会にも何度かお邪魔したことがありますが

私にとっては決して手の届かない神様のような存在なのに

気さくにお声をかけてくださって

その優しい気遣いとお人柄が

そのまま作品に表れているように感じました。

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今回のこの
『高橋真琴の原画展」では

初期の原画から近年の大作まで約300点もの原画を展示し、

真琴さんの60年にわたる真琴ワールドを一堂に紹介した

とても見応えのある展示会です。


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今回の原画展のポスターになった『水辺のユートピア』。

ポスターでは何度も目にしましたが

やはり原画の色と質感はポスターではなかなか表現できないものです。

水辺の緑の木々と、少女のベルベッドの深いグリーンのお洋服がとても印象的。

ブロンドの流れるような髪に

とっても映えるグリーンです。

このお洋服は数年前に真琴さんの個展で遭遇した女の子が

着ていたお洋服をイメージしたものだとか.....。

豊かな緑の森の水辺に小鳥たちが集まる憩いの場所、

まさに水辺のユートピア....

いつまでも眺めていたい、そんな原画でした。



会場では原画の他、

今まで描かれた少女雑誌やマンガの口絵、

文房具の数々も展示されていたのですが

まるでタイムスリップしたように

真琴グッズに囲まれていた子供時代が蘇ったような

懐かしさでいっぱいになりました。

真琴さんのイラストは、ただ眺めているだけで

とっても幸せになります。


会場の一角には高橋真琴さんのデザイン画を元に

地元千葉県立佐倉東高等学校服飾デザイン科の卒業生が制作された

可愛らしいピンクのドレスが展示されていました。

できるだけ原画のイメージを再現しようと

ドレス生地の質感やレースのデザイン、パフスリーブのボリューム感など

細部にまでこだわった力作に思わず見とれてしまいました。


又、会場内では2011年に行われたライブペインティングのDVDが流されていたので

その様子をじっくり拝見していたら

筆を持ち解説されている真琴さんのまわりを

ずらっと取り囲む来場者の中にお友達のhirokoちゃんを発見!

真琴さんの手元を見つめる彼女のおめめは

イラストの少女のようにキラキラしていました。

ライブペインティングの様子は彼女のブログでもご紹介されています。


『MACOTOPIA~高橋真琴 喜寿記念画集 出版記念展』


会場内は撮影禁止でしたが

こちらのスペースは撮影コーナーになっており

作品『サモワール』の少女と一緒に

白い椅子に座ってお茶会の気分で写真を撮ることができました。

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ミュージアムショップでは

たくさんの真琴さんの書籍やグッズが販売されていました。

本はたくさん持っているので、

今回はファイルケースと絵葉書を自分用に買ってきました。

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真琴さんのイラストの少女のほとんどが正面を向いているのには

作品を見た人が嬉しい時には

イラストの少女も喜んでいるように、

悲しい時は少女が励ましてくれるように、

イラストの少女と正面から向き合い

共に語り合えるようにという想いからだそうです。


家族には真琴さんの描く絵のバラをイメージとして作られたお菓子を

買ってきました。


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真琴さんのイラストが描かれたお菓子(4個入り)

バラのフィナンシェ フランポワーズ、ポストカード付き。

バラの形のマドレーヌもパッケージもどちらも

とっても可愛い!!


 
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実はこのお菓子をお皿に並べて、

紅茶を入れようとお湯をわかしている最中に

バニラ味のだけネコのチャッピーに食べられてしまいびっくり!!

(残りの3つはちゃんと家族用に手をつけないで残してありました。)

チャッピーは育ちがいいので(><)

今までは決してテーブルの上に乗って人様の食べ物を食べたことがなかったので

私も油断しきってました。

チャッピーもこのお菓子の可愛らしさの誘惑に勝てなかったのでしょうか....

我が家は3人家族プラス1匹

そしてお菓子は4つ入り。

家族へのおみやげに....って買ってきたから

チャッピーも家族として食べる権利はあるのでしょうが.....(><)

よりによって私の一番好きなバニラ味を......トホホ 

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こちらでは原画は販売されていませんでしたが

現代における最新技術を駆使し

原画に限りなく近い複製が作れるジグレーという印刷技術で作られた

ポスターが額に納められて販売されていました。

通常のポスター印刷と比べるとその差は歴然。

真琴さんの原画はなかなか手に入りませんが

これだったら私のお小遣いでも手が届きそうです。

会期は12月23日まで。

それまでにもう一度行ってみようと思います。



『高橋真琴の原画展ー佐倉で描かれた少女たち』

2015年11月14日(土)〜12月23日(水) 10時−18時

佐倉市立美術館(千葉県佐倉市新町210 TEL043-485-7851)



美術館のあとは佐倉の街並を散策。

ちょうどこの日は

佐倉・城下町400年記念のイベント

『第17回 時代まつり』開催の日でした。

この麗しき姫君のポスターも高橋真琴さんが手がけたものです。

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400年前、領主土井利勝が治めていたこの地に佐倉城が築かれ、

武家屋敷や町家が点在し、

佐倉藩十一万石の城下町として栄えました。

現在でも町のあちこちに当時をしのばせる

古い建物や史跡が残っています。


この時代まつりは江戸時代の風情が残る新町通りを中心に

武士、姫君、町人、商人、町娘などが行き交い

江戸時代の賑やかな町の様子を再現するお祭りで

今年で17回目となります。

11月14日(土)に行われる予定でしたが、雨天順延となり

翌日の15日(日)に行われました。

町のあちこちで江戸時代から続く日本の伝統芸や演武

捕物寸劇、大道芸などが繰り広げられました。

子供に人気の手裏剣道場や忍者変身処、

軽妙な口上の南京玉すだれやガマの油売り、

迫力のある鷹匠ショーなど

まるで江戸時代にワープしたかのようです。



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真琴さんの夢のようなロマッチックな世界と

江戸時代の賑やかな町の様子を垣間みることができて

とても楽しい晩秋の一日でした。



Mademoiselle Yako(マドモワゼルやぁこ)さん


最近、私の心をつかんで離さないこのお人形たち


No1. dakoちゃん

7月22日生まれ 蟹座 AB型

物憂げで引っ込み思案だけど世話好き


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No2. chakoちゃん

1月25日生まれ 水瓶座 A型
 
我が道を行くナルシスト


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No.3  bubuちゃん

7月23日生まれ 獅子座 AB型 

天真爛漫でおおらか

dakoちゃんとは双子だけれど、産まれた時間から

微妙に星座が違う


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どれもMademoiselle Yakoさんのお人形です。

美人ではないけれど、愛嬌があってどこか懐かしく

私の好きだった『でぶこちゃん』の面影にちょっぴり似ていて

初めてネットでこのお人形を見た時、あまりの自分好みに卒倒しそうでした。

どうやったら入手できるのかいろいろ調べているうちに

そうだ、お店に直接行ってみよう!と思い立ち

出不精の私にとっては珍しく、お店探検に行ってきました。

場所は東京台東区蔵前。なんと主人の会社が移転する前にあった場所のすぐ近く。

これも何かのご縁かも.........

主人の会社がスカイツリーの近くに移転した2年後に

Mademoiselle Yakoさんのお店が出来たそうですが

主人の会社に行った際、その通りは私も何度か通ったことがありました。

ここなら方向音痴の私でも自信を持って一人で行けるはず。



場所は思っていた通り。

すぐに入ってしまうのは勿体ないので

高鳴る胸を押さえながら

可愛らしいお店の外観を見ながら行ったり来たりして

ワクワクしながら店内に入ってみました。

ステンドグラス風の真っ赤なドアが目を惹きます。

外から見えるディスプレイも

何やら怪し気な雰囲気で手招きしているよう......


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店内に入ると、そこは摩訶不思議な空間。

棚や壁や天井に、可愛くて不思議でおかしなものがたくさん陳列されています。

子供の頃にあった駄菓子屋さんに入ったような感覚。

カラフルでポップ!

新しいものと懐かしいものとわけのわからないもの(笑)がい〜っぱい!!

どこに焦点を合わせていいのかわからないほど

私の目は挙動不審(笑)

よそのおうちのおもちゃ箱をぜ〜んぶひっくり返したような

あのワクワクする感覚で胸が高鳴ります。


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両手いっぱいに広げて、お客さんを歓迎しているベイビーシスターズたちや


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昔懐かしい、ブリキで出来た蝶々のワッペン。

下の方には頭にゼリーが乗っかったろうそく人形もいます。

ん?、真ん中の棚には人形の腕だけのディスプレイ(?)


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昔の子供達のお宝グッズがゾクゾク出て来ます。


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こちらのコーナーはなつかしい昭和レトロのお人形たち

一見同じに見えて、実はいろいろ表情があります。


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こちらのお人形もなぜか懐かしい。

みんな外の景色を楽しんでいるのに一人だけ中を向いている子のストイックさ。

  
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 Yakoさんがビンテージのファブリックで作る小物や

Yakoさんセレクトのお仲間達が作る個性的なアクセやオブジェの数々


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Yakoさんが作られるYako人形もここで生活しているらしい....


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こちらはYakoさんが初めて顔を描いたお人形。

Yakoさんに似ていてとってもチャーミングです。

もう二度とこのようには描けないとおっしゃっていました。


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店主のYakoさんはお若いのに

とってもしっかりとした自分の考えを持っていて

おおらかで笑顔の素敵な女性。


こうして、改めて写真を見直すと

あれも買ってくればよかった、これも買ってくればよかったって後悔ばかり......

Mademoiselle Yako またすぐにでも行ってみたいお店でした。


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ラデュレのしかけ絵本

2013年に販売された、LADUREE(ラデュレ)の装飾の世界観を紹介する

デコレーションブック『 Decoration & Inspiration  』

 
リボン綴じのハードカバーの本は

マットな質感に金箔で浮き彫りにされたタイトルが際立つ
 『Decoration & Inspiration  』と

ラデュレの世界観を3Dのポップアップで表した仕掛け絵本の

豪華な2冊組になっています。

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ラデュレのインテリアは

3つのデコラティブの時代を築いた3人の女性が提案する3つの世界観を

表していると言われています。

ポンパドール夫人が築いたスタイルの『18世紀』

19世紀ナポレオン皇妃ユージェニーが愛した『フランス第二帝政装飾』

そして、20世紀の室内装飾家のマドレーヌ・カスタンが築いた『マドレーヌ・カスタン』

表紙にはそれぞれの時代に活躍した3人の女性がコラージュされています。



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これらの3つの時代の世界観を取り入れた

豪華な装飾や壁紙、家具、食器類を余すところなく紹介された本は

ただ眺めているだけでもうっとりなのですが

時々紐を解いて眺めているだけでは勿体ないので

ラデュレの夢のような装飾を再現したしかけ絵本を

我が家で一番小さいビスクドールの姫ちゃんのお部屋用にあてがってみました。



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姫ちゃんは、ビスクドール教室でお世話になっている富野先生の作品。

身長わずか6.5センチの小さなビスクちゃんです。

去年のレッスンの時に、先生のお宅で見かけて

遊ばせていただいている間に情が移ってしまい

我が家にスカウトしてきました。

裸ん坊でやってきたので

端切れで簡単なお洋服を作ってあげました。

この姫ちゃんが、このしかけ絵本にピッタリのサイズで

嬉しくなっちゃいます。


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まずは可愛いピンクのファブリックで統一されたお部屋

リボンをあしらったカーテンや花柄のソファーがとってもロマンティック。

窓からは中庭がうかがえます。 
 

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ドールハウスにいた赤ちゃんも引っ張り出して

ソファに座らせてみました。

紙製のしかけ絵本ですが、とてもしっかり出来ているので

赤ちゃんを座らせてもびくともしません。

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こちらの涼し気なブルーのお部屋にはたくさんの絵画と

大きなシャンデリア。

テーブルにはスィーツやウェッジウッドが並べられ

居心地の良い、落ち着いた雰囲気のお部屋です。


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こちらは
ラデュレらしい淡いピンクと淡いグリーンを基調とした

一番大きな正面の大きなお部屋。

テーブルの上にはマカロンのタワーにチョコレートケーキ。

階段の手すりにはバラのガーランド。

窓からはエッフェル塔が見えます。

ベロアのカーテンや優雅な調度品は

眺めているだけでもため息が出そうです.....


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ラデュレの内装デザインからをインスピレーションをもらい

自分のライフスタイルに取り入れるということを提唱した本ですが

ここまで到達させるのは至難の業。

せめてお人形の仮想世界の中だけでも、
ラデュレの世界観を味わってみたいものです。


アンティークのファッション画

私の通っていた高校は、まわりを近代的なビルで囲まれた大都会の真ん中にあって

校門の前は6車線の大きな幹線道路が走り  

朝のラッシュ時にはJRや地下鉄の電車から押し出された

たくさんのサラリーマンの間を縫うようにして通学していました。

全学年の生徒が並びきれないような小さな小さな校庭と

窓を開けたらビルしか見えないような教室で 

3年間とても窮屈な思いをしていました。



唯一の楽しみは、駅の近くにあるビルの一角に

アンティークものの雑貨を扱っているお店があって

毎日そこをのぞいて行くことでした。

暗く照明を落としたショップの中には

見た事もない舶来品の数々。

重厚感漂うライティングデスクの上には

古い表紙の英語の本や、綺麗な装飾の施されたランプ。

18世紀の頃の世界地図やアンティークの時計やレース、

古い楽譜や絵はがきの数々........

そこはまるで古い時代にタイムスリップしたような

不思議な空間でした。



でもいくら素敵なものがあっても

都会の一等地にあるアンティークショップには

高校生のお小遣いで買えるような安いものはほとんどありませんでした。

唯一買えたのは、比較的安いアンティークの絵葉書などの紙物だけでしたが

その中で今でも大切にしているものがあります。

 

1800年代のファッション雑誌

『ル・ジュルナル・デ・ダーム・エ・ドモワゼル(Le Joumal des dames et des demoiselles)からの

リトグラフモード画。 

Ladies JouynalやVogueのようなファッション雑誌の先駆けとして毎月発行されたもので、

当時の女性達はこのようなファッション雑誌を参考に
 
ドレスを注文したり着こなしを研究したりしていたのでしょう。

精巧なタッチと淡い彩色が施され

当時の人々の暮らしぶりを想像しながら

 夢見心地で眺めていました。

現在このリトグラフモード画は1枚1枚バラバラにされて販売されており

世界中に熱心なコレクターさんがいるそうです。

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こちらの絵は1864年の1月のもの。

お部屋で2人の女性が談笑しています。


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右の女性の着ている光沢のある深い紫色のタフタのドレスはオーバースカートが付いていて

スカラップに形付けられたスカートの裾には刺繍が施されています。

首元にリボンで結ばれたレースのボネがとっても素敵!

左の女性は房のついた紐飾りの付いたタフタのドレスを着ています。

胸元には同じ紐飾りをあしらい、若い娘さんらしく

ふわっと膨らんだ袖が可愛い〜

黒いドレスに赤いアクセサリーや髪飾りを使うなんて

とってもお洒落です。

隣のお人形を抱く少女も小さいながら立派な貴婦人です。

この頃の少女は3-4歳の頃からすでにコルセットを着用させられていたそうですが

こんな小さな頃から矯正されているからこそ

大きくなってからもこの キュッと絞ったウエストスタイルが維持できるのですね。

この時代のスカートには鯨のひげや針金を輪にして重ねた

クリノリンと呼ばれる骨組みの下着を身につけていて

その土台の上にプリーツを取ったスカートを何枚かつけて

そしてオーバースカートをたくしあげて完成させるという

実に豪華で優雅なドレスが流行しました。

テーブルに飾られた金色の宝石箱やアンティークな椅子の背もたれなど

古き良き時代の生活ぶりを垣間みる事ができます。




こちらの絵は1866年のもの。

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左の女性の美しいデコルテにうっとり........

これから舞踏会へでも行くのでしょうか。


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3段重ねのタフタのイブニングドレスはとても可愛らしくて優雅です。

一番上の薔薇の飾りのあしらわれているバルーンスカートもとってもロマンチック。

乙女心をくすぐられます。

対する右の女性はきっちりとしたビロードのシンプルなドレスです。

2人の服装の対称がおもしろいです。

後ろ向きですが、小さな女の子のドレスも2段重ねになっていて

幾何学的な模様がアクセントとなっていてます。

縦ロールのポニーテールをなびかせてお部屋を駆けまわっています。

もしかしたら、右の女性は左の女性のおねえさんで、子供を連れて

妹の社交界デビューのアドバイスをしに実家へやって来た.....だなんて

勝手な妄想が膨らみます。

私もこんな時代に生まれたかったなぁ.....



こちらの絵は1870年のもの。

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この絵こそが、高校の時に通ったアンティーク屋さんで買った思い出の絵です。

スケッチブックにはさんで、授業中に何度も何度も見たので

少し端が切れてしまいましたが

汚い所を少しカットして装丁してもらいました。


 
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純白のベールに身を包んだ花嫁さん。

細かく描き込まれた手袋や髪飾りなどで

当時の生活ぶりがうかがえます。



1870年代にもなると、

クリノリンをしのばせたふわっとした広がった鳥籠のようなドレススタイルから

腰の後部だけを膨らませて強調している、バッスルと呼ばれるスタイルのドレスが流行しました。

きっとこの花嫁衣裳は当時の最先端のファッションモードだったのでしょうね。

腰にボリュームを持たせ裾へと流れるような曲線美をもたらすスタイルは

ため息がでるくらい女性らしさが表れています。

花嫁の介添えをしている左の女性も同じくバッスルスタイルのドレスを着ています。

顎でリボンを結ぶヘッドドレスも、時代とともに流行が違ってきていますね。

グリーンのプリーツのスカートの上にもうひとつスカートを重ね

さらに黒のレースのチュニックを重ねて、立体感を出しています。

ウエストに巻いたリボンの垂れ下がった端にはスカートの裾と同じ装飾が施されて

統一感があって素敵です。








こちらの本は文化学園創立60周年記念にあたり刊行された

『ファッション・プレート全集』
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17〜18世紀のバロック・ロココ時代から 20世紀のアール・ヌーボ アール・デコの時代まで 

西洋の各時代の当時のファッション紙から抜粋されたファッション画の図鑑で

全部で5巻刊行されました。

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(第1巻バロック/ロココより)


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(第2巻19世紀初期より)


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(第3巻19世紀中期より)
 

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(第4巻19世紀後期より)

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(第5巻20世紀初期より) 

 

この本をペラペラめくりながら、

当時の豪華なドレスと人々の暮らしぶりに思いを馳せながら

秋の夜長を過ごしています。



価値観の違う人にとっては古ぼけてシミのついたイラストでも

私にとっては大事な宝物。 

紙物コレクションは無駄使いかなぁ......とは思いながらも、

時々プチ贅沢気分を味わっています。



アンティークの魅力に気付かせてくれた

駅近くのアンティークショップ。

高校を卒業して以来、駅に降り立ったことはないけれど

今でもあのお店あるのかなぁ........

 

この他のファッション画は

また別の機会にご紹介しますね。
 


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