大好きなもの

ぶらり鎌倉散歩(鶴岡八幡〜長谷観音〜鎌倉大仏)


梅雨明けから数日後、盛夏の鎌倉散歩に出かけました。

お出かけの途中での寄り道は何度かありましたが

鎌倉をメインとした散策は実に数十年ぶり......

その間、いつしか自宅の最寄り駅よりJR直通が走るようになり

2時間弱の移動も乗り換えなしのまま座っていける快適な旅が

出来るようになりました。


まずは駅前の小町通りを通って鶴岡八幡宮へ。


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大鳥居をくぐって社務所で御朱印を頂いていると

どこからか聴こえてくるきらびやかな雅楽の音色に

思わず振り返ってみると

巫女さんを先頭に、花嫁、花婿さんとそのご親族ご一行が

列をなして舞殿へと向かわれていらっしゃいました。

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本宮への石段の手前に建つ入母屋造りの舞殿は

その昔、舞の名手であった静御前が義経を想い舞ったと言われている

若宮廻廊の跡地に建てられたもので

今日ではいろいろな儀式や行事に使われています。


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雅楽の調べが響き渡る中
 
情緒あるれる古都・鎌倉の由緒ある神社を舞台にした

思いがけない結婚式の遭遇に

私まで幸せのお裾分けをいただいたようでした。


八幡宮の入り口近くの源平池には太鼓橋が架けられていて

その昔は朱塗りの板橋だったそうですが

関東大震災で全壊したため

昭和2年に今の石造りの橋に架け替えられました。

昭和時代には自由に通行できていましたが

現在は柵で閉鎖されています。

その昔、私もこの橋を母と渡りました。

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大きな緑の葉っぱのあちこちから顔を出して咲いている

源平池の白やピンクの蓮の花がとても涼し気で

一瞬ですが厳しい暑さも忘れさせるほどです。

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その昔、頼朝や北条政子が通ったであろう小径に佇み

800年の長い時の流れに思いを馳せます。
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 八幡宮を後にして、次は江ノ島電鉄、通称江ノ電へ。

ある時は民家の庭先すれすれに、またある時は

湘南の海沿いを平均時速22kmののんびりとした速度で走ります。



一口に江ノ電と言っても、いろいろな車両があります。

昔ながらのレトロな20形の車体。

昭和の時代にタイムスリップしたような気になります。
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こちらの車両は昭和30年代前半と昭和43年に登場。(300形)

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こちらの車両は昭和54年に登場しました。値強い人気を誇っています。(1000形)

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開通95周年を記念して造られたこのロイヤルブルーの車体(10形)は

オリエンタル急行を彷彿させます。

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江ノ電長谷寺駅を下車して徒歩5分

長谷寺へ到着しました。

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奈良時代の736年に開かれた由緒ある古い寺で

境内は山の斜面に広がっていて

観音堂に安置されている長谷観音は高さ9.18mと

木造の仏像としては日本最大級を誇っているそうです。

観音堂の薄暗い奥に安置されている金色に輝く巨大な観音様を見上げると

圧倒されるような迫力と存在感でした。

境内にはいろいろな花木が咲き溢れ

赤とんぼにも出会えました。

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経蔵の脇に広がる竹林の奥には急な石段が続きます。

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高台に続くその石段を上っていくと

眼下には鎌倉の街並や由比ケ浜、そして相模湾が広がっていました。

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境内にはさまざまなお地蔵さんがいて

その愛らしさに思わず笑みがこぼれます。


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弁天窟への入り口の赤い鳥居の奥に

暗くひんやりとした洞窟が広がっています。

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洞窟内の岩壁には弁財天とその眷属である十六童子が刻まれています。

静寂な洞窟の闇の中で

ろうそくの灯りにほのかに照らし出された弁財天のお姿は

とても神秘的でした。

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弘法大師が参籠したと言われている洞窟内の天井は低く

頭上注意の看板を横目に

腰を低くしてかなり慎重に進んで行きましたが

ふと、おそるおそる背筋を伸ばしてみたら

小柄な私の身長では直接天井に届くことはありませんでした。

今まで小柄で損したことはあっても得したことはありません。

窮屈そうに前傾姿勢で進む他の観光客を尻目に

優越感に浸りながら闊歩しました。

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洞窟の奥には小さな弁財天が多数置かれていて

1体300円でその弁財天に名前と祈り事を書いて奉納できます。

弁財天と言えば音楽を司る神様とも言われています。

秋のピアノ演奏会の成功の祈願を書いて

洞窟内の壁に納めました。

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この弁財窟をお参りした後、不思議な出来事がありました。

家を出る時にハンカチを忘れてしまったために

売店でハンカチを買って汗を拭き拭き、ずっと手にしていろいろ見て回っていたのですが

洞窟を出て手元を見ると、持っていたはずのハンカチが見当たらないのです。

ポケットの中もカバンの中を探してもどこにもなかったので

てっきり洞窟内に落としたと思って探しに行こうと

洞窟に向かって歩き出したら

頭の上にふわっとした感触が.....

なんとハンカチが降ってきたのです。

頭上を見上げてみても、木の枝がある場所ではなく

ただの青空が広がっているばかりで

どうしてハンカチが降ってきたのか未だに謎です。

再度ハンカチを買い直さなくてもいいようにと

弁天さんが気を効かしてくれたのかななどと思っていましたが

2つ目の不思議はその後また起こりました。

江ノ電から降りて由比ケ浜海岸に向かった私は、

持っている筈の手首に吊るしてあったデジカメがないのに

血の気が引きました。

車内で車窓を撮ったりしていたので

電車の中までは確かに持っていました。

降りる時に落としてしまったのか.....

とりあえず駅に戻ろうと、日傘をさそうとした瞬間

傘の骨の先端に紐がひっかかった状態のデジカメを発見。

こんな場所にデジカメの紐が引っかかること自体難しいことで

デジカメを引っ掛けたまま傘を持ち歩いていることに

気がつかなかったのも不思議です。

さきほどのハンカチの件といい、今度のデジカメの件といい

不思議なことが立て続けに2度起こった翌日

地元の夏祭りで引いたくじ引きでなんとお米が当たりました。

今までそういう当選ものには、とんとご縁の無かったのに....

後日、この弁天窟は

長谷寺のパワースポットだということを知りました。

パワースポットでご利益を授かったのかも......



長谷寺からさらに北へ4分ほど歩くと

鎌倉のシンボルとも言われる鎌倉大仏を本尊とする

高徳院があります。

高さ13.35m(台座含む)、重さは121tもあります。

建物の中に安置されている仏像と違い

自然の中で悠々と鎮座する姿はどことなく庶民的で

親しみやすさを持っています。

よく見ると大仏様の頬に金色の塗料がついています。

かつて鎌倉大仏は金色に塗られていたとのことです。

胎内拝観をしてみたかったのですが

中から汗だくになって出て来た観光客を見て中に入るのを断念。

中は狭くてサウナ状態だったそうです。


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右下の写真は大仏様をまねっこしている子供時代のrikarinnです。

大仏様は今も昔も変わってませんね。

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昔の写真と見比べながら

ちょっとノスタルジーに浸ってみました。



さて、鎌倉と言えば○○○○○

そのお話はのちほど........

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ポールマッカートニー 幻の武道館公演

1966年6月30日、7月1日、7月2日

日本武道館にてザ・ビートルズの日本公演が行われました。

そして それから48年の歳月が経ち

昨日2014年5月21日、ポールマッカートニーの 

武道館コンサートが行われるはずでした。
 
武道館コンサートは、音響は悪いけれど

ビートルズファンにとっては聖地のような場所。

ポールにとっても、実現することのなかった

1975年、1980年以来のステージになるはずでした。

 

コンサートの告知は2014年5月10日の午前3時過ぎ。

寝耳に水とはまさにこの事。

チケットを求めて右往左往し、ようやく手にした武道館へのチケット。

あの時からまだ2週間あまりなのに、何年もすごく時間が経ったように思えます。

開催されることのなかった初の野外ライブ、そして48年ぶりの武道館..........

ポールが再来日し、

野外ライブをすると告知されてから2ヶ月間に起こった出来事が 

現実の出来事だったのか、はたまた夢の中の出来事だったのか

時々自分でもわからなくなる。 

ポールの体調を心配しながらも、いいようのない虚脱感に襲われています。

 
本当ならば公演があった昨日は長い1日でした。

窓にたたきつけるような雨はまるで

ポールやビートルズファンの涙のようでした。

 
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午後2時、ドキドキしながら会場の中に入っていく私。


武道館の独特の雰囲気を感慨深く味わっていた頃だろう。


午後3時半、30分遅れで始まった最初の曲はあの時と同じRock And Roll Music........

 
ジョンの真似してポールが肘でキーボードを弾いている......


第2部からは、ウィングスとして果たせなかった武道館のステージのリベンジだ。


ステージのライトが落とされ


美しいギターのアルペジオが始まる。


「スポーツアリーナのスタンドに座り ショーの始まりを待っている...」


Venus And Marsの曲と共に静かに始まったショウは


赤や青のスポットライトが交差する中、Rock Showへと続き


総立ちの観客を興奮の坩堝へといざなって行く.......
 
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48年前のビートルズ日本武道館公演のパンフレットとチケットのレプリカ。
 

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最終ページは前座で出た日本側の出演者の面々と

シャンプーのレトロな広告。



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ビートルズ来日記念特別号と銘打っての

ミュージックライフの増刊号 

 

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中が袋とじになっていて

1.プラカードの作り方

2.ビートルズとの英会話

3.ウィットに富んだヤジのとばし方

4.あなたを目立たせる演出法

5.どうしたらサインをもらえるか

6.ビートルズへのプレゼント

7.コンサートに持参するもの

8.コンサート前日の注意

など

ビートルズをキャッチするテクニックと表現が書かれています。

今見ると、笑ってしまうような内容だと思うが

実は、もったいなくてこの袋とじをあけて見た事はありません。
 

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こちらはビートルズが日本に降り立った1966年6月29日午前3時44分から

1966年7月3日午前10時44分の離陸までの密着100時間。

嵐のようにやって来て、嵐のように去っていったビートルズの

記録本です。


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今回のポールの武道館公演のチケットは

48年前のビートルズの日本武道館公演時のチケットの復刻版として

こんなデザインのピクチャーチケットが用意されていたらしい。

コンサートの前日の18時から、手持ちのチケット購入引き換え券から

この座席番号入りのメモリアルピクチャーチケットに交換されるはずでした。



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(※上がザ・ビートルズの武道館のチケットで

下が今回のポールマッカートニーの幻のチケット)





どんなに想像の翼を広げても、空しさだけが残される。

こんなに近くにポールがいるのに

こんなに遠くに感じる......

ポールの体調がどうか早く回復しますように。


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【追記】

ポール・マッカートニーのマネージメントより以下のステートメントが届きました。

『先週ウィルスによる炎症でツアーを中止せざるを得ませんでしたが
ポールは東京の病院で治療を受け
順調に回復しています。
あと数日、静養した後に完全に回復する見込みです。
ポールは、世界中のファンから寄せられたメッセージと励ましに
大変感激しています。
 』


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ポールの容態についての詳細がなかなかされないので

とってもやきもきしていましたが

どうやら回復に向かっているようで安心しました。

コンサートの中止は残念でしたが

ポールが元気ならそれでいい。

今後の日本公演は難しいかも知れませんが

来れないのであれば、こちらから観に行くという意気込みで

気持ちを切り替えて

来週から、またただの人形者に戻ります。



 
 

ポールマッカートニー 幻の国立競技場

本当ならば、今日のブログ更新で

昨日の国立競技場での歴史的なライブの感想を

熱く、熱く語ることになっていました......

まさか、こんなことになろうとは誰が予想していたでしょうか。

ポールマッカートニー 2014 国立競技場 日本初の野外ライブ

この2日間の顛末をメモ代わりに記録します。
 

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2013年の11月21日の東京ドーム。

日本初の国旗とイギリスの国旗を掲げながら「アリガトウ トウキョウ マタアイマショウ ゲンキデネ」

「See you next time」と締めくくった日本公演。

(その時の様子はこちらに記しています) 

もしかしたら、次のステージの実現も夢ではないかもと思ったあの日からたった数ヶ月後に

6年後のオリンピックを目指して解体される国立競技場の最終記念公演の来日が実現するなんて

夢にも思わなかった。

公演が発表されてすぐにチケットを手配したものの

あまりにあわてすぎて入力ミスしてしまい、家族3人分のチケットを申込めなかったので

結局初日(5月17日)のチケットは一度キャンセルし

翌日5月18日のチケットを取り直した。

速攻で申込めなかったせいで届いたチケットはアリーナではなかったが

それでもスタンド前段の1番前ということで

前回のドームでアリーナ席にもかかわらず、前方の人の背が高くて

星加ルミ子さん並の背丈しかない私はほとんど見えなかったので
 
それよりはいくらかはマシかも........と淡い期待をしていた。



5月16日(金)国立競技場の前日からそわそわして

誰か中の様子をツィートしてないかなとチェックしていると

競技場の近くの人から、今競技場の方から懐かしい曲が聞こえてきてるとツィート。

どうやら、明日の公演に向けて音響チェックが行われているらしい。

次々にツィートされる競技場でのレポートに

私の心臓は高鳴った。

ポールファンにとって、この時点での最大の関心はオープニングの曲。

ツィートしてくれる人の文面をくまなくチェックすると

『ペーパーバックライター』『クィニーアイ』などを演奏している様子。

音漏れとはいえ、通りすがりで演奏を聴けるだなんて、羨ましい!!



5月17日(土)国立競技場1日目

ポールは2日間ある東京公演を飽きさせない工夫をしていると言っていた。

ということは、前回同様

1日目と2日目に多少のセットリストを変えて演奏するかも知れない。

気になったので、やはり昼過ぎごろから1日目に行かれている人のツィートを

携帯でちょくちょくチェックしていた。



サウンドチェックを見ることの出来るVIPチケットを持ってる人は

いち早く会場に入れるので、その人のツィートを待っていたのだが......

サウンドチェックが一向に始まらない様子。

前回の時も少し開始が遅れたので、最初はそう気にならなかったけれど

誰かが、某掲示板で

みんな知らないの?ポールがホテルで大変なことになっている との書き込み。

一瞬『え?』って思ったけれど、

その後の続きがなかったから、ガセネタなのかなと思っているうちに

ホテルで待機していた人からのツィートで

サウンドチェックが始まっているであろう時間にもかかわらず

ポールがホテルから出てこないとの情報が.......

まさか....いや、ず〜っと若い頃にも

ジョージマーティンさんとの大事な約束の時に

他の3人はちゃんと集合していたのに

まだお風呂に入っていて大幅に遅刻したのは確かポールだったよねと

自分を納得させようとしているけれど、やはり胸騒ぎがしてならない.......

そうこうしているうちに、サウンドチェックに立ち会うはずだった人から

ポール急病で公演中止とのツィートが........

この時点でまだ公式サイトでも中止のお知らせは来てないし

もちろん、公演が中止になっただなんて夢にも思わない人達で

会場周辺は埋め尽くされているに違いない。

某掲示板にも、ツィッターにもどよめきが走る。

どうして?なぜ?

次々にツィートされる文面をチェックし続ける。

会場整理のバイトの人が拡声器で中止決定をお知らせし

ゲートには本日の公演中止決定の貼り紙が貼り出された模様。

開場時間を過ぎてからの中止の知らせに

開場を今か、今かと待ち望んで早くから並んで待っている方や

地方から来られた方達はどんなに驚き、落胆されていることだろう.......

まだこの時点ではポールの急病がどの程度のものなのかわかっていなかったが

その後、公式HP、及びラインで以下のお知らせがあった


日本のファンの皆さんへ 

日本のファンの皆さん、心からの温かい歓迎を本当にありがとう。 

残念ながら今夜の東京での公演を延期しなくてはならなくなりました。
金曜日(16日)にウイルス性炎症により体調を崩し、
今日のステージは無理だと医師に言われました。
僕もコンサートを楽しみにしていたので、
このようになってしまったことをファンの皆さまに大変申し訳なく思っています。 

現在は医師の指示の下、
明日の公演と残りの日本ツアーが予定通り行われるように全力を尽くしています。 
今夜の公演は月曜日(19日)に振り替えることができました。
ご都合が合わない方もいらっしゃるかと思いますが、 
是非とも皆さんにお会いできることを願っています。 

 LOVE, 

 Paul 


ウィルス性炎症というあいまいな表現で

実際それがインフルエンザなのか、急性腸炎なのか、はたまた喉の具合が悪いのか

全くわからず、私が行く明日の公演もどうなるのかとても心配だった。

公演をキャンセルするという決断はそう簡単にできるものではない。

キャンセルするからにはよっぽど体調が悪いに違いない。

こんな状態で明日の公演が出来るのだろうか.......

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5月18日(日)

心配で眠れない夜を過ごした翌朝は

雲ひとつない快晴。絶好の野外ライブ日和。

庭にはザ・マッカートニーという名のバラが咲いている。

でも心は全然晴れない.....

出発ギリギリまで公式HPや音楽事務所、ポールのラインのアカウントや、ツィッターをチェックするも

中止とも開催ともわからないまま、9時過ぎに家を出る

現地に着いたのがお昼前。

グッズ売り場の売店にはすでに長蛇の列。この炎天下に何時間も並ぶのは耐えられないので

早々とグッズ購入をあきらめて、日陰を探す。

私のチケットは千駄ヶ谷門から入場なので、そこへ移動。

この場所は他のゲートよりも日陰があって風通しもいいので

ここだったらなんとか3時半の開場まで我慢できそう。


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この時点でこのゲートで待っている人は私の家族の他、2〜3人のみ。

そのうち、バスドラの音が聴こえてきた。

ギターの音も風に乗って聴こえてくる。

サウンドチェックが始まったんだ。今日はできるんだ。私は確信した。この時は........

しかしその後、楽器の音がすることはなかった。



音がしなくなって、私はそこにいるのが飽きてしまったので

ポールの入り待ちの列に並んだ。

そろそろ来てもいい時間だ。
 
ポールの車は黒塗りのリンカーン。ナンバーも控えてある。

カメラを連写に切り替えてスタンバイをする。

沿道にはポールの入り待ちを待っている人、人、人......

黒の車が通るたびに、みんなカメラを構える。

でも......遅い....あまりにも遅い。

もうサウンドチェックが終っていてもいい時間なのに

まだポールが来ない。

嫌な予感をしてツィッターをチェック。

サウンドチェック組の人からのツィート。

昨日と全く同じパターンだと.......

あわてて、ホテル待機組のツィッターをチェック。

「ポールを乗せるであろう車が ペニンシュラホテルに横付けされているのに

肝心のポールがホテルから出てこない。」

「ポールを乗せるであろう車から、ポールのカールへフナーのベースが

車から降ろされた」

これは何を意味するのか、私にはすぐにわかった。

今日も中止だ。

私は入り待ちの列を離れて、ゲートで待機している主人に知らせた。

公演は中止になったと.......

この時、ゲートでは開門するためにスタッフが、

これから開門しますが、危ないですので線のところまでお下がりくださいと

拡声器で案内していた。

開門って?公演は中止なのに、なぜ中に人を入れるのか不思議だった。

しばらくして開門。

たくさんの人が競技場へと整列しながら入っていく。

その人達をゲートの外で見送る私たち。

中に入って行ったって開催されないのに。

教えてあげたいけれど、正式な発表がまだだから

うかつには口にできない。

中に入ってから中止のお知らせを聞いて

たくさんの人が出口に殺到するのも嫌なので、私たちは公式の案内を聞く前に駅に向かい始めた。

この時、サウンドチェック組の人からのツィートで

「今日も公演中止」との知らせが入った。

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駅の前では、今日の公演のチケット余ってませんか?と人が立っている。

これから会場へ向かうポールのTシャツを着たたくさんの人達とすれ違う。

この人達はまだ中止になったことを知らないんだ。

私はやりきれない気持ちでいっぱいだった。

千駄ヶ谷駅の改札を抜けてホームに立ったころ、

JR駅員が『今日のポールマッカートニーの公演は中止になりました』と

アナウンスがあった。
 

たった今、電車から降りてきたたくさんの人達から

『え〜〜〜』『本当?』と悲鳴に近い声が聴こえる。

でも、昨日のこともあって覚悟して来ているのか

誰も中止に対して怒ったり、文句を言ったりしている人は

私の周りでは見られなかった。 

それどころか中止のアナウンスを聞いたにもかかわらず 

ホームで引き返す人は一人もいず、

その事実を自分の目で確かめたいのか

みんな改札を出て、競技場へと向かって行った。ファン心理なんだろうな。

でもなんで中止の第一報が駅員さんなんだろう。
 
会場ではまだ中止だと気がついていない人もいるはず。

正式な発表は4時15分すぎ。開演1時間15分前だったそうだ。

主催者側の対応の遅さに腹が立った。

国立競技場の開場少し前に、消防車が来ていた。

昨日もこのタイミングで来ていたらしい。

もしかしたら、花火の打ち上げでもあったのかなぁ。

見たかったなぁ....... 



ポールの病名が詳しく発表されていないので

今どんな状態なのかわからないけれど

仮に急性腸炎であれば、私も経験したことがあるけれど

死んだ方がマシと思えるくらい辛いものだ。

私の友人も去年、旅先で急性腸炎になって

ホテルから救急車で運ばれた。

2〜3日で治るような軽いものではない。

急性喉頭炎や声帯炎であれば、1週間は声が出なくなってしまう。

ポールの年齢のことを考えると、不安はつきない。


21日は武道館でのコンサート。

ビートルズとしての公演以来

実に48年ぶりの武道館のステージとなる。 

開催できるかどうか、現時点でまだわからない。

チケットは確保しているから、とりあえず武道館に行ってみるけれど

ファンの心理としては、ここで無理をして欲しくない。

このまま全アジアツアーをキャンセルして一度母国に戻り

コンサートツアーで疲労の溜まった身体を癒して

また来年にでも元気に復活してもらいたいと思っている。


 

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最後に、ポールの情報を流してくださった

SC参加組の皆様、ホテル待機組の皆様、どうもありがとうございました。



Dear Paul,
We all worrying about you.
Don't overstrain yourself. Take your time.
We all hope you feel better soon.

 Lots of Love,

追記

ポールマッカートニーの
<アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2014 >全公演中止が決定しました。

以下主催者発表より

5月17日(土)、18日(日)の国立競技場公演を延期しておりました
ポール・マッカートニー OUT THERE JAPAN TOUR 2014 のコンサートですが、
ポール・マッカートニー本人の体調の回復を待ったものの、
十分な演奏を行うまでに回復しないという事情で、
5月21日(水)日本武道館公演、
及び5月24日(土)ヤンマースタジアム長居公演も含めた
全ての公演を、正式に中止とさせていただきますことをご報告致します。
 
公演を楽しみにされていたファンの皆様、関係各位には、
ご期待に添えない結果となり深くお詫び申し上げます。

5月17日(土)の公演延期の際に皆様にご報告させていただいた
「ウイルス性炎症」による体調不良が回復せず、
昨日19日(月)、引き続き静養に専念すべきとの医師の診断の結果を受けました。
これを受けて、
アーティスト側、招聘元および日本公演主催各社で協議を重ね、
ここで無理をしてステージに立つよりも、
ポール・マッカートニー本人の完全な体調回復を最優先すべきと判断し、
非常に残念ながら、
ポール・マッカートニー OUT THERE JAPAN TOUR 2014 の全公演を
中止とさせていただく事を決定致しました。

何卒、皆様のご理解を賜わりますよう宜しくお願い申し上げます。

今回のツアーに関しましては、
度重なる延期決定に加え、
結果として全公演中止という事態となり、
皆様には大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
今後は、ポール・マッカートニー本人も希望している
早期再来日公演の実現に向けてアーティスト側と協議してまいります。
 


<ポール・マッカートニー マネージメント広報より>
誠に不本意ながら、
ポール・マッカートニーは5月21日の日本武道館公演並びに
5月24日のヤンマースタジアム長居公演を中止させていただきます。
ポールの体調は今もって回復しておらず、
やむをえず今後の公演を中止せざるをえなくなりました。
早期の回復を目指していましたが、
医師の判断により、引き続き静養に専念するように命じられました。
彼は日本のファンの皆さんからのメッセージに感動しており、
今回日本のステージに立てなかったことを非常に残念に思っております。
なるべく早い段階で再来日できるよう、日程の調整に全力を尽くしています。

<ポール・マッカートニーより>
昨年11月、ここ日本で素晴らしい時を過ごして以来、
また演奏できることをとても楽しみにしていました。
国立競技場に続いて、今後の公演も中止することは、
僕にとっても非常に残念です。
日本のファンの皆さんからの愛、励ましのメッセージと理解に感謝しています。
みなさんにまた近いうちに会えることを信じています。

愛を込めて




次の来日がどうだとか、振替コンサートはいつだとか

そんなことはどうでもいいから、

とにかくポールを休ませてあげて欲しいです。

みんな、無期限でポールが元気に歌う姿を見るのを待っています。



もぎ取られることのなかったチケットを見るだけで

涙が出て来る........

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真央ちゃん エキシビジョンより スマイル

MAO ASADA エキシビジョン



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『smile』
 
作詞 作曲 J. Turner, G. Parsons and Charles Chaplin

 訳詞 rikarinn 
  

微笑んでごらん、どんなに辛くても
 
微笑んでごらん、どんなに心折れたとしても
 
曇り空の時だって
 
君ならなんとかやっていけるさ



微笑めば
 
もし恐れや悲しみでいっぱいでも
 
微笑めば きっと明日には
 
君のために太陽が輝きだすよ



喜びに顔を輝かせて
 
すべての悲しみの痕跡を隠そう
 
たとえ涙が今にもこぼれ落ちそうな時でも
 
微笑みを絶やさずにいよう
 
微笑んでごらん、泣いていたって仕方がない
 
もし君が微笑んでいれば
 
人生には生きる価値がまだあるんだっていうことに
 
気がつくだろう


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『この素晴らしき世界』

作詞 作曲  George David Weiss - G. Douglass

 訳詞 rikarinn 
  


僕は見る

木々が緑色であることを

薔薇も赤く色づいていることを

僕や君のために咲く花を見ていると

僕は思うんだ

なんてこの世界は素晴らしいんだろうって



僕は見る

空は青くあることを

 雲が白くあることを

祝福を受けた昼の輝きを 聖なる暗闇の夜を

そして僕は思うんだ

なんてこの世界は素晴らしいんだろうって


七色の虹の色が

空にとても綺麗に

そしてそれは通り過ぎる人々の顔にも降り注いでいる

ごきげんようって言いながら

友達が握手を交わしてる

でも実はそれは『I love you』って言ってることなんだよ



赤ちゃんが泣いているのを耳にしながら

彼らの成長を見守っている

彼らは僕が学んだことよりもずっとたくさんのことを

学んで行くことだろう

そして僕は思うんだ

なんて素晴らしい世界なんだって



そう僕はこう思うんだ

なんて素晴らしい世界なんだって



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私は今までこんなに感動したオリンピックはありませんでした。

2014年ソチオリンピック.........

失意のどん底から這い上がり

会心の演技で世界中の人々を感動の渦に巻き込んだ真央ちゃん。 

女子フィギュアスケートの映像を何度見ても、涙が伝わってきます。

ソチの演技は真央ちゃんの人生 そのもの。

金メダルよりも、もっと輝くメダルがあることを

初めて知りました。

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フィギュアスケートが、もはや純粋にアスリート同士の闘いではなく

国の威信をかけた争いとなっていった今

若い真央ちゃんが背負ったプレッシャーは

計りしれないものだったに違いありません。

でも、真央ちゃんはいつでも

自分の気持に正直に、誠実に向き合っていきました。

どんな状況に陥っても

誰のせいにすることもなく、いつも自分が今できることを

精一杯頑張って来ました。

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 全てを出し切って晴れ晴れとした表情で登場した

エキシビジョンの『SMILE 』。

どんな時でも微笑みを絶やさずにいたら

きっと明日が見えて来るよと

私たちの心に語りかけてくれました。

私も真央ちゃんのように

いつでも笑顔を絶やさないでいられるようにしたいです。

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猫ちゃんグッズ


2月22日は にゃん にゃん にゃんで『猫の日』でした。

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それにあわせてアップしたかったのですが

あいにく体調を崩していて、ブログ更新が1回滞ってしまっていたので

少しずれてしまいましたが

お気に入りの猫グッズをご紹介します。



まずは佐合政昭さんのネコの陶器のオブジェ

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佐合さんは岐阜県瑞浪市出身の陶芸家です。

ユニークな形状にカラフルな色彩。

遊び心が溢れていて

 まるで小さな子供が創ったような無邪気な感性の作品は

見ていてとっても癒されます


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この大きなオブジェは、かあさんネコさんだと

ずっと思っていたのですが

お友達がもしかしたら、案山子さんかも.....って教えてくれました。

そう言われてみると、ネコ特有のヒゲがないので

やはり案山子さんなのかも知れません。

子猫のお腹とこの案山子さんの腕に磁石がついていて

くっつけたり、取り外したり、向きをかえたりすることができます。

陶芸って、とかくお固いイメージがあったのですが

佐合さんの作品の、こういう遊び心がとっても楽しいです。


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 札幌での藤村光環親方の市松人形展の会場となっている

『石の蔵ぎゃらりぃ はやし』 で佐合さんの作品が展示されていて

それを親方が気に入って東京の教室へ持ち帰って

市松人形の間にさりげなく飾られていたのを見て

お願いして譲っていただきました。

 

こちらも同じく 佐合政昭さんの作品
 
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お母さんネコにしっかりと抱っこされている子猫の表情.....

イヤ、イヤ、ボク1人で歩くんだもんって

手足をばたつかせ駄々をこねているようです。


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後ろのシッポが地面についているので

しっかりと3点で身体を支えていて安定感も抜群です。

それにしても本当にユニークな表情.....

見ているだけで心がぽっかぽかになっていく作品です


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関東ではなかなか佐合さんの作品展がないようですが

いつか佐合さんの作品展にお伺いして

たくさんのユニークな作品を見てみたいです。



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これは今、一番のお気に入りのバッグ

ネコちゃんのリアルな顔がプリントされているバッグです。

毛並みの1本1本がとてもよく描かれています。

これを持って出かけると、よく声をかけられます。

ちょっと勝ち気な目つきが

我が家のチャッピーに似ています。


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こちらはお馴染み あちゃちゅむのねこトートバッグ

あちゃちゅむ(ahcahcum)とはスペイン語でmuchacha(少女)のスペルを

逆にした造語だそうです。



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最後はロシアのサンクトペテルブルグのマトリョーシカ作家

イーゴリー・シロフさん作の

ネコマトリョーシカ

細部にわたってリアルな毛並みが

1本1本とても丁寧に描かれています。

毛糸の帽子にぐるぐる巻のマフラー。

これだったら極寒のロシアでも暖かそう。

毛の色が茶系、グレー系とあって

ひとつひとつ手描きでされる作業なので

入荷ごとに表情やお洋服の色合いが違っていたりするそうです。

アメリカンショートヘアーのチャッピーのように

本当はグレーのネコちゃんタイプが欲しかったのですが

ご縁があったのはこの茶系のネコちゃん。

ゆめゆめ人形館のhirokoちゃんちとお揃いのネコマトリョーシカでした。

でも、よく見比べてみるとちょっとしたところが

違っていて面白いです。



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まずは一番大きなネコマトちゃん。(14cm)

 可愛い子猫を抱っこしています。

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2番目の子は上手に編み物をしています。

マフラーを編んでいるのかな。

足下では毛糸玉と戯れる子猫の姿も見えます。


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真ん中の子は帽子とマフラーに赤の色が混ざっていて華やか。

ふわふわのネコちゃんを抱っこしていますが

今にも腕からするりと飛び降りそう....
 

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次の子は毛糸でじゃれている子猫ちゃんを抱っこしています。

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一番小さい子は毛糸玉をしっかり持ってます。


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 このシロフさんのネコマトちゃん、

少し小さめのサイズでスカーフを巻いたタイプもあるようので

ご縁があったらこのスカーフネコちゃんタイプも揃えたいです。
 
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rikarinn

物心ついた時からお人形と暮らしていた管理人のrikarinnが
大好きなお人形やアンティーク雑貨の事などを綴っています。
2001年に立ち上げた本館サイト「Myprecious dolls」は
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当面の間、更新はこちらのブログにて行っています。

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