市松人形

にんぎょう うらら 『伝承継承のかたち』展 〜当日 合同教室展編

うらら展の会場は3つに別れていて

A会場では親方たちの一門展、 B会場では賑わい市が開催されています。




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そしてC会場では藤村教室、東光教室、村岡教室の生徒さんによる

合同教室展が開催されています。

こちらも、親方達の一門展に負けないくらい大いに盛り上がっていました。


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今回の教室展で出展されるお人形が処女作の方もいらっしゃれば

もう何年も教室に通われている方もいらっしゃっていて、

一年以上手間隙かけて作られたお人形は

どの子も作者の愛情が溢れていて

見ているだけで、幸せのお裾分けをいただいているようです。



お人形の展示の脇に飾られている小さかった頃の我が子の写真 ......

あの頃の姿を懐かしく思い出しながら

当時の写真をもとにお人形を作られた方もたくさんいらっしゃいました。


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洋装の市松ちゃんは

また着物とはひと味ちがった表情をみせてくれます。

前回の夏じたく展でお友達になった方の作品。

あまりにも雰囲気がご本人に似てらして思わず笑ってしまいました。



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生徒さんたちの作品は、親方衆の作品の完成度には到底およびませんが

素人は素人なりの自由でとらわれない発想で

大いに会場を沸かせてくれます。


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今回は藤村教室でお名前を存じ上げている生徒さんの作品を中心に

その力作をご紹介したいと思います。

何人の方にはブログへの写真掲載の承諾をさせていただきましたが

もし何か不都合がありましたらすぐ削除しますので

お知らせくださいね。

あえて、どなたの作品かは明記しませんが

どのお人形もどことなく作者さんに似てるのが不思議です。

どの子も晴れの舞台で誇らしげにしてました。


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親方の、『水島ちゃん、評判がいいよ』っていう声をお聞きして

さっそくあたりをさがしてみると

いました、いました、水島ちゃん!!

豪華な着物やドレスをまとった市松さんの間に

ちょっと照れくさそうに立っていました。

水島ちゃんの前で立ち止まってくださるお客様、

水島ちゃんを見てにっこりしてしてくださってます。

うふふ.......

水島ちゃん、どうやらちゃんと任務を果たせているようです。



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こちらは村岡教室の生徒さんによる作品。

80センチを越える大きなお人形さんたちが6人....まさに圧巻です。

こんな大きなお人形は苦手という方もいらっしゃいますが

私は全然抵抗ありません。


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きちんと正座している市松さん。

玄関のドアを開けたら、『おかえりなさいませ』って

こんな子が待っててくれたらどんなにいいでしょう。



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そんなことをあれこれ考えながらこの大きな子達の前にたたずんでいたら

この子達、rikarinnさんによく似てるって....

それも一人、二人ではなくいろんな人に言われるんです。

特にこのピンクの子が似てるって....

あはは、どうでしょう?似てますか?




他の教室の生徒さんの作品も、生徒作品とは思えないくらい

素晴らしいものでした。

ブログの容量の関係で全てのお写真を載せられず残念です。





今回のうらら展に、中学の頃の親友が

遠方より花束をかかえて遊びにきてくれました。

彼女に逢ったのは実に何十年かぶり....

今まで特にお人形には興味のなかった彼女でしたが

初めて間近で見る市松さんにすっかり魅せられて喜んで帰って行きました。




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先日から3作目の市松ちゃんに取り組んでいます。

今までよりも大きい15号。

来年の教室展でお披露目できたらいいな。


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今日のスカイツリー。

夕日に照らされて、黄金色に染まってます。


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デジカメのズームを最大にしてみたら

展望デッキにいる人の姿が見えました。



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今回の親方衆と生徒の合同展示会は

それぞれの親方の個性的な作品に触れることができ

また他の教室の生徒さんの作品にも多いに刺激を受けて

とても実りある催しものでした。




お人形好きの方がこんなに身近にいることへの喜びと

中学時代の親友との思いがけない再会

そしてかねてより病気療養中だった母と久しぶりに出かけられた幸せを噛み締めながら

また来年、この場所に戻ってこれたらいいなとしみじみ思いました。




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にんぎょう うらら 『伝承継承のかたち』展 〜当日 親方衆編



さわやなか秋晴れの下、

待ちに待ったうらら展が始まりました。


 
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3日は藤村教室のスタッフとして、

4日はお人形好きの母と普通(?)の夫を連れて

2度お邪魔しました。

先生方や生徒さんの素敵な作品をご紹介したくて

たくさん写真を撮ったので、2回に分けてレポートします。



うらら展は浅草橋の吉徳で開催されています。

吉徳に行くのは初めて。

綺麗なひな人形を横目で見ながら目指すは3階の特設会場。

はやる気持を抑えきれずに、ついつい階段は1段とばしで

足早に会場へと向かいました。





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立派な竹のオブジェの奥に

市松人形の奥ゆかしい世界がひろがります。





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4門の人形師さんごとに、ブースが振り当てられてます。

 まずは、藤村光環親方率いる藤村一門ブースへ。


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光環親方二代目 藤村紫雲さん山崎明咲さんの作品が所狭しと並べられてます。



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続いて 村岡一門のブースへ


村岡 茂さん、村岡 克彦さん、村岡 史彦さんの作品です。



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続いて味岡一門のブース。

二代目 味岡映水さん、味岡寛樹さんの作品です。



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そして最後は、松乾斎一門の、
三代目松乾斎東光さんと、岩村亮さんの作品です。



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同じ材料や行程を経て作られたお人形でも

人形師さんによってずいぶん個性があります。

一人一人のお人形の目を見ながら

心の中でそっと語りかけて帰りました。

今までこんなにたくさんの市松さんを間近で見た事のなかった母も

とても喜んでいました。

そして普通の夫も、それなりに感動したそうです。



次回はお教室編をレポートします。



 

にんぎょう うらら 『伝承継承のかたち』展  準備編

にんぎょう うらら 『伝承継承のかたち』展の同時開催として

4門55名の生徒さんによる合同教室展への出展が決まった水島ちゃん。

皆様にお披露目するためにおかっぱ頭の可愛いカツラも無事完成し、

綺麗なお着物を調達し、女の子らしい可憐な名前をつけて

輝かしいバラ色の第2の人生を送るハズでした。


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なのに、なのに、親方ったら....


 

『えっ?カツラつけて出すの?水島ちゃんの方がインパクトがあっていいんじゃない?』
 


まぁ、確かに可愛いお人形さんたちの中に並べればインパクトはあるでしょう。 

『でも、みなさん可愛いお人形さんをお披露目する中で

1人だけお笑い系でいくのにはあまりにも不憫すぎるし....

だいたいこれインパクト大会じゃないし....

そもそもこの子は女の子ですし....と抵抗する私を横目に 
 
まわりの生徒さんも、絶対水島ちゃんの方がいいよ!!って言いだす始末。

 

『いやいや、私はウケ狙いではなくて

誰がみても可愛いと思える子を出展したいんだってば!』と言い張ったのですが

願いは無惨にも却下され 結局、可哀想にあの子は

水島上等兵として、お披露目と相成りました。(涙目)



それならば、何処から見ても恥ずかしくない(?)

水島ちゃんにしてあげようと一大奮起した私。

ビルマの僧侶の袈裟の着せ方をyou tubeで勉強し

以前作った袈裟よりも、より本物に近い袈裟に見えるように作り直し

可哀想なあの子へのはなむけに

ドールスタンドを工夫して足下にビルマの雰囲気を作ってみました。

(行ったことはないけれど.......)
 


お近くの方、どうぞ水島ちゃんに会いにいらしてください。

でもくれぐれも、作者を探さないでくださいね。

 
水島ちゃん、おおいにみなさんの癒しになっておいで!



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せっかくなので
この際 カツラも展示することになりました。

ご自由にカツラをかぶせて、水島ちゃんで遊んでください。

 

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にんぎょう うらら 『伝承継承のかたち』展  お知らせ編

1月1日より、浅草橋の吉徳 本店にて

にんぎょう うらら 『伝承継承のかたち』が開催されます。

これは市松人形『啐啄の会』伝統継承の人形師の4門、

師弟10名による作品展示販売会です。




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『啐啄』とはもともと禅の用語で

『啐』とは卵の中のヒナ鳥が殻を破ってまさに生まれようとする時に

卵の殻を内側から雛がコツコツとつつくことで

『啄』とはその時に殻の外側から親鳥がコツコツとつつくこと。

新たな命が生み出される絶好の機を逃すことなく

親が外から殻をつついて助けます。

このように、機が熟して悟りを開こうとしている弟子に

師がすかさず教示を与えて悟りの境地に導くことだそうです。



同じ材料を使い、昔ながらの手法から生まれる市松人形も

作者によってさまざまな個性をもって生まれます。

また、弟子は親方から伝統技術を学び精進し、

親方は弟子から時代のニーズにあった新しいエッセンスを吸収することで

お互い刺激しあって

次の時代を担う新たなお人形の形が生み出されて行きます。




            会期  2012年11月1日(木)〜11月7日(水)
                午前10時〜午後5時まで 

            会場  吉徳 浅草橋本店 3階 
                東京都台東区浅草橋1−9−14 ☎(03)3863−4419


            人形師 二代 味岡映水  味岡寛樹
                三代 松乾齋東光  岩村亮
                藤村光環 二代藤村紫雲 山崎明咲
                村岡茂  村岡克彦 村岡史彦

            主催      市松人形 啐啄の会

            後援  株式会社 吉徳
                株式会社 マリア書房

 


今回同時開催としてそれぞれの親方の人形教室で学んでいるお人形好きの生徒さん、

4門55名が生み出した個性豊かな作品の合同教室展も開催されます。
 
昨年は、藤村光環親方のもと

浅草の伝法院にて開催された 桃空人形教室展

処女作の『おたえちゃん』を出展させていただきました。


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あれから一年、

今回は2作目となる(仮称)水島ちゃんを出展させていただくことになりました。

生徒さんのDMもちゃんと作っていただきました!




水島ちゃんの様子は次回へつづく
 

市松人形2号  水島ちゃんのその後

水島ちゃんの坊主頭が気に入ったとはいえ

やはり女の子に 坊主頭はあまりにも不憫.......ということで

試行錯誤をしながら

親方と一緒に市松人形では珍しいウイッグを作ってみることにしました。



 市松人形の頭の型に

張り子のように、ちぎった和紙を何枚を貼り重ねては乾燥させ

またそれを繰り返すという作業で

ウイッグの基盤となる型を作っていきます。

そして、出来あがったその型の上に髪付けをしていくのです。


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 最初からウイッグで髪の毛を作るという予定はなかったために

面相をしてきれいに出来上がった水島ちゃんの頭に

ペタペタと和紙を貼って型をとるわけにはいかず


まだ手のいれてない親方の原型の型を借りて作ったために

実際の水島ちゃんの頭とのサイズ合わせが少し難しかったですが


 なんとかこのように、出来上がりました。


 最後の仕上げの上塗りの前にこの作業をすれば


よりフィット感のあるウィッグができた筈です。



 
さて、水島ちゃんはどうなったでしょう......


できあがったウィッグをかぶせてみれば......



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女の子に生まれかわった水島ちゃん、

まぁ、なんて可愛いのでしょう。


やっぱりこっちの方が気に入ったみたいです。




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うふふ.....なんだか口元
が得意げです。


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ウィッグだから被せ方によって、前髪の長さを変えたりできます。

眉毛を出すのと出さないとでは、随分雰囲気も変わってきます。


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調子にのって、こんな姿にもしてみました。

ビスクドールのウィッグとドレスをちょっと拝借......



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 こんなことして遊べるのはやはりウィッグの醍醐味ですね。




散々ウィッグで遊び倒された水島ちゃん



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さてこのあと、どうなるのでしょう。

水島ちゃんの運命はいかに.....


 

 
*Profile*

rikarinn

物心ついた時からお人形と暮らしていた管理人のrikarinnが
大好きなお人形やアンティーク雑貨の事などを綴っています。
2001年に立ち上げた本館サイト「Myprecious dolls」は
現在リニューアル準備中なので
当面の間、更新はこちらのブログにて行っています。

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