お人形

リカちゃん50周年記念パーティー 〜リカちゃんとわたしの約束〜

  

お父さん......

みね子は今、東京ディズニーランドがある

舞浜というところに来ています。


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ようやく奥茨城から東京へ出てこれたと思ったのですが

東京ディズニーランドは東京にあるのではなくて

千葉県にあるんだそうです。

お父さん、知ってましたか?



いくら千葉県が東京のお隣だからと言って

千葉県にあるのに、東京ディズニーランドだなんて

なんかちょっと変ですよね。

千葉ディズニーランドっていうよりも

東京ディズニーランドって言ったほうがオシャレだからでしょうか。



茨城だって東京に出るには

常磐線であっという間です。

もし、奥茨城にディズニーランドが出来ても

東京ディズニーランドって言うのでしょうか。

確かに奥茨城ディズニーランドっていうよりも

東京ディズニーランドの方がウケはいいですよね。

きっとこういうのが、いわゆる大人の事情っていうものなのでしょうか。



今日はみね子がお世話になっているrikarinnさんのお供で

リカちゃん50周年記念パーティーに行くことになりました。

なんでも、25年前にかわしたリカちゃんというお人形との約束が

今日、実現するそうです。

それでその時、お気に入りのリカちゃんというお人形を連れて行くことになっていて

みね子にお声がかかったのですが......



お父さん、知ってましたか?

みね子はリカちゃんというお人形だったんです。

宗男おじさんが、みね子が大人になったらわかるって言ってたのは

この事だったのですね。

ちょっとショックだったけれど

みね子はもう子供じゃないんだから現実を受け止めようと決めました。



初めて行った舞浜駅。

すぐ隣にはディズニーランドがあって

駅に隣接するイクスペアリという商業施設は

奥茨城ではみたこともない、まるでおとぎの国のようです。


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駅の上をミッキーマウスをモチーフとしたモノレールが行き交います。

ああ、ちよ子や進にも見せてあげたかったなぁ.....


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今日は、ちょっと暑かったけど

お母ちゃんの作ってくれたブラウスとスカートを着てきました。

お父ちゃんが東京で買ってきてくれた黒い靴も履いてきました。

rikarinnさんは、せっかくのパーティーなんだからと

きらびやかなドレスを用意してくれましたが

みね子はお父ちゃんとお母ちゃんの愛情のこもった

このコーディネイトで行きたいと言いました。


舞浜駅を出て、隣接するイクスペアリを通り

ディズニーアンバサダーホテルの中庭を抜けると

会場である舞浜アンフィシアターにたどりつけます。

ディズニーアンバサダーホテルは1930年代のアメリカンアメリカをテーマとした

とってもオシャレなホテルで

なんだか外国に行ったみたいです。


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ディズニーアンバサダーホテルのあちこちに

隠れミッキーがいるそうです。

みね子も見つけました。ほらね!

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ホテルの中庭もこんなに素敵です。


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1967年7月4日に初代リカちゃんが販売されて今年で50年。

この節目の年の7月2日大阪のホテルシーガルてんぽーざん大阪で

そして17日には千葉の舞浜アンフィシアターにて

『リカちゃん50周年記念パーティー 〜リカちゃんと私の約束〜』が開催されました。

このパーティー招待されたのは

25年前の1992年に発売された2500体限定の

『2017プレミアムリカちゃん」を購入し

同封されてた25年後のパーティーの応募券を投函した人と

その同伴者でした。



プレミアムリカちゃんはビスクでできた特別仕様のリカちゃんで

「星に願いを」が流れるオルゴール付きの

木製キャビネットに入った

アンティーク風のボネとドレスを着た高級感あふれるリカちゃんです。


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飾って眺めるお人形遊びではなくて

箱からすぐ出して遊ぶというスタンスの私は

壊れやすいビスク仕様のお人形はちょっとあわないかなと思って

その当時、購入を見送りましたが

お友達のゆめゆめ人形館のhirokoちゃんが、リカちゃんパーティーに誘ってくれたおかげで

その同伴者として参加することになりました。


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(リカちゃん誕生50周年ケーキ)



会場に入るとすでにたくさんの参加者で賑わっていました。

親子で参加したり、

ご夫婦で参加したり、

お孫さんと参加したり....と

手にお気に入りのリカちゃんを持ちながら

みなさん目をキラキラ輝かせ

会場にずらっと飾られている歴代リカちゃんを懐かしそうに

見入っていました。

参加者にとってリカちゃんがどれほど大切な存在だったのか

改めて感じました。


その様子を大勢のメディアスタッフのカメラが追いかけます。

映らないように逃げる私達....(爆)




リカちゃんと一緒に過ごしてきた私も

その時、その時を共に過ごしてきた歴代リカちゃんを見ながら

自分とリカちゃんとの思い出が

走馬灯のようによぎってなんだかじーんと来てしまいました。


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(1967年から2017年までの歴代リカちゃん)



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(大人向けに開発されたリカちゃんビジューシリーズの最新




会場のところどころに撮影スポットのブースが用意され

等身大のパッケージに入って

自分がリカちゃん人形になりきったり

懐かしいパッケージにお気に入りのリカちゃんを入れて撮影したり

皆さん、少女の頃に戻って楽しんでいました。

みね子も初代リカちゃんのパッケージに入れてみました。

なかなか似合ってるでしょ!


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牧美也子さん監修の二代目リカちゃん用パッケージに入っているのは

hirokoちゃんが連れて来た二代目リカちゃん。

トレードマークの白いバラのヘアピンが可愛い!

このまま店頭に陳列されていても違和感ありません。

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ショースタイルで進行されたイベントでは、

リカちゃん電話で初代リカちゃんの声を担当した杉山佳寿子さんが登場。

懐かしい、リカちゃんの声を披露してくれました。

現在のリカちゃん電話は03=3604-2000ですが

私がその昔、少女だった頃

10円玉をにぎりしめて公衆電話でかけた電話番号は03-604-1141でした。

ドキドキしながらダイヤルを回すと

受話器の向こうから、元気な女の子の声で

『わたし、リカよ!」


身体中がカーっと熱くなって、私も夢中で

「私の名前もリカです!」ってしゃべったのを今でも覚えています。


ただ、残念ながらリカちゃん電話はテープだったので

勝手に一人でおしゃべりして

私のお話に返答することはありませんでした。

最初そのことを知らなくて、

リカちゃんが私のお話を聞いてくれないのって

母親に泣きついたことがありましたが、


「今日はリカね、お友達のお誕生日会だったのよ」
だとか

「みんなでピクニックに行ったのよ」
とか

楽しそうなお話が聞きたくて

何度も電話をかけました。



ゲストにはもう一人、リカちゃん好きで知られている

山田邦子さんが、リカちゃんのような真っ赤なロングドレスを着て登場。

なんとこのドレスのまま会場まで車を運転して来られたそうです。

実はこの山田邦子さん、

会場入りした時、偶然目撃したのです。

後ろ姿だったのですが、リカちゃん人形に扮した真っ赤なドレスはとても目をひき

楽しそうにグッズコーナーでたくさんのお買い物をされていました。



このお人形は山田邦子さんをモデルとして作られたクニちゃん人形。

子役タレントで活躍していたクニちゃんの衣裳が

旅先でアクシデントに遭い使用できなくなってしまい

その時たまたま通りかかったリカちゃんのママでデザイナーの織江さんが

クニちゃんの衣裳を作ってあげたことから

クニちゃんとの交流が始まったという設定だそうです。

コラージュした写真は、当日グッズ売り場で楽しそうに

ショッピングされている山田邦子さんです。


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邦子さんのいつでもリカちゃんと一緒に過ごして来たという少女時代のお話は

リカちゃんと過ごして来た私の少女時代とそっくり!

お話も上手で思わず聴き入ってしまいました。

片手を上げると、両手まで一緒に上がってしまった初代リカちゃんが

そのうち、腰がツイストするようになって

目の中のキラキラした星が増えてきて

磁石が埋め込まれた靴を履くと、自立できるようになり

少しずつ、手足のポージングが出来るようになってきて

身長が1センチ高くなっていったリカちゃん。


私の初めてのリカちゃんは

ピアノの発表会のご褒美に

上野松坂屋で初めて買ってもらった初代リカちゃん。

母と祖母と一緒に、どのドレスの子がいいか

たくさん悩んで買ったあの日から

50年という月日が経ちました。

私の成長と共に、リカちゃんも出来ることが増えてきて

自分もリカちゃんと一緒に成長してきたような想いがあります。

『あの日、リカを見つけてくれてありがとう」という

リカちゃんからのメッセージに

涙がでそうになりました。




その他イベントでは

リカちゃんにまつわるクイズ大会や

タカラトミーでリカちゃんを開発されているスタッフの方のお話を伺ったり

着ぐるみリカちゃんのキュートなダンスがあったりと大盛り上がりでした。


最後には会場から選ばれた参加者代表に向け

リカちゃんからの25年間のありがとうが込められた感謝状が贈呈され

リカちゃんパーティは幕を閉じました。



私の子供時代『リカ』という名前はとてもハイカラで

同じ名前の子は一人もいなかったので

名前を聞かれると、「えっ?何?」って言われたり

「へぇ〜珍しい名前だね」といわれるのが子供心に嫌でした。

でもリカちゃんが出て来てくれたお陰で

『リカちゃん』がメジャーになり、

胸を張って自分の名前を言う事ができるようになりました。

女の子の夢を全部叶えることのできるリカちゃんは

私の分身のような存在でもあり

いつでも私の憧れです。

これからもずっと.......


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リカちゃんのパッケージに入った

ピエール・エルメのキュートなマカロンや

花王アジエンスのリカちゃんデザインボトルシャンプーセットに

フランスにいるおばあちゃんに教わった

ミラモンド家に伝わる秘伝ののレシピで作られた

オニオングラタンとポトフ味の明星チャルメラカップ麺。

リカちゃん仕様の阿蘇のメイスイ、

そしてリカちゃんからの感謝状........

おみやげ袋の重さが肩にずっしりときましたが

リカちゃんからのたくさんのおみやげをいただいて

後ろを振り返りつつ会場をあとにしました。



とっても素敵なパーティーを企画してくれたリカちゃんと

タカラトミーのスタッフさん、

そして誘ってくれたhirokoちゃん、ありがとう〜



帰りはアンバサダーホテルのエントランスに通じる通路と中庭で

記念撮影。


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hirokoちゃんが連れてきてくれた

二代目リカちゃんと一緒に

写真を撮ったりして、まったりと過ごしました。

二代目リカちゃんは、リカちゃんパーティー参加者の黄色のドレスコードに合せて

鮮やかなレモンイエローのドレスを着てきました。

なんでもこのドレス、幻のお姉ちゃんのリエちゃんから

借りて来たドレスだそうです。

マグネット付きのシューズを履くと

簡単に自立できるところが凄いです。

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みね子とhirokoちゃんとの2ショット。

みね子は可動ボディに替えているので

hirokoちゃんちのリカちゃんよりも身長が高くなっています。

まるでみね子の妹、ちよ子みたい....

hirokoちゃんちのリカちゃん、

ちよ子役にスカウトしたいなぁ.......
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みね子と二代目リカちゃん。

初めて会ったのに、すぐに仲良しになりました。

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『今日でパーティーは終ってしまうけれど

これからもリカはみんなとずっと一緒にいるよ。

約束ね


リカちゃんが最後に話した言葉。

ずっと心の中で響いています。






お人形で『ひよっこ』をやってみた (茨城編)その2



ひよっこのメインポスターを、リカちゃんでオマージュしてみました。

この画像は、今までずっと田舎暮らしをしていた少女が

卵の殻を破って東京という未知の世界に一歩踏み出す瞬間を

表現しているそうです。

主人公のみね子が着ている黄色いブラウスは

卵の殻の中から顔をのぞかせているひよこのイメージなんですね。

白く無造作に破かれた画用紙を卵の殻にみたて

中からみね子ひよこが顔を出す.......


とっても素敵な演出ですね。



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奥茨城で育った高校3年のみね子は

妹や弟の面倒をみながら

出稼ぎで東京へ行っている父親の代わりに

畑仕事をして母親や祖父を手伝っています。

生まれ育った奥茨城が大好きで

いつまでもこの土地で暮らしていきたいと願っています。



「わがった。わがったがら。
    
お母ちゃんに言いたくないんでしょう?

お姉ちゃん直してやっから。

な? ちょっと待ってな。」



東京に出稼ぎに行っているおとうさんに買ってもらった

運動靴を破いてしまった進を慰めようと

修理をかってでたみね子。


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「ここをな、こうして......。あれ?

ちょっと引っ張ってみるか。

ん.....? ダメだ..... あっ!」


ところが、不器用なみね子は

力まかせに糸を引っ張って、さらに破いてしまうのです。


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おねえちゃんにまかせとけ!って、意気込んで修理にとりかかっていたのに

余計に壊してしまった時の、みね子のすまなそうな顔

あ〜あ、おねえちゃん、やっちまったな..っていう

妹、ちよ子の笑いをこらえている顔

弟、進の絶望的な顔のそれぞれの表情がとってもおかしくて

このシーン、何度見ても笑えます。


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秋......みね子が心待ちにしている稲刈りの季節がやって来ました。



お父さん、お元気でお過ごしでしょうか?

私は高校生活最後の夏を迎えています。

たいして勉強もできねぇし、本当なら

そんな余裕なんてないのに

高校に行かせていただいて、みね子は

本当に、本当に、心から

感謝しています。


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お父さん、東京の空は

こっちほど広くねぇと聞きました。

本当ですか?

お仕事、大変ではないうですか?

どうかお体だけは、気をつけてください。

稲刈り、楽しみに待っています。


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お父さん、東京はどんなところですか?

私は少し、東京が嫌いです......

私の好きな人は、みんな東京へ行ってしまう......。

何でみんな、ずっと奥茨城にいては

いけないのでしょうか?



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高校生活も残り少なくなり、

今まで仲良くしていた幼なじみと離ればなれになってしまう淋しさを

みね子は日に日に感じていたんですね。


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そんな中、東京の日本橋の米問屋に就職の決まった

りんご農家の三男坊の三男が

奥茨城村で独自に聖火リレーをやろうと提案します。

この村にいたんだってっていうことを

何かの形として残したいためです。

言い出しっぺの三男に同調したみね子と時子は

最初バカにしていた周りの大人達を説得して

奥茨城での聖火リレー大会の開催に
なんとかこぎつけることができました。


ところがそのリレー大会の準備中に

東京へ出稼ぎに出ていたお父さんの行方が

突然わからなくなり

みね子に嘘をついて

東京へお父さんを探しに行っ
たおかあさん

何の手がかりもつかめないまま、奥茨城へ戻ってきました。


不安をかかえながえらの聖火リレー。

それでもみね子は走ります。


お父さん......

みね子は走っています。

お父さんのこと......お父ちゃんのこと、

考えながら走ってます。

気持ちは届きますか?

お父ちゃん.....

みね子は、ここにいます。



今回の「お人形でやってみたシリーズ」では

ほとんどの写真で背景との合成はしていません。

この微妙なバランスでポーズをつけて走っている写真も、

目立たないように工夫して

お人形を長い棒で支えて撮りました。


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三男、時子、みね子....と

三人がそれぞれの想いを込めて繋いだトーチが奥茨城を駆け抜け

いよいよ点火台へと聖火が灯されます。



こちらの聖火台、一番苦労したところは

お花紙でつくった花飾りの部分です。

運動会の飾りなどで昔よく作った紅白の花飾り。

大きな紙で作る分ならとても簡単なのですが

ミニチュアサイズで作ると

花が小さいので紙の厚みが出てしまい

花びらがなかなか上手く開いてくれません。

開いてる途中で何度も失敗しながらようやく数をこなせましたが

実際はこの倍の数くらい失敗しています。






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東京にいるお父ちゃん、見てますか?

みね子は元気です。

お仕事頑張ってください。

お正月には帰ってきてください。待ってます。

お父ちゃんに、自分の元気な姿を見てもらおうと

頑張って走ってます。



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この点火のシーンの構図がとっても素敵だったので

ドラマと全く同じようなアングルで撮ってみました。

でもこのシーン、お人形でやってみると

簡単そうでとても難しいのです。

少しでも角度が違ってしまうと、聖火台とのバランスが崩れて

不自然な構図になってしまったり

みね子の顔が下から見えてしまったりします。

このシーンでは、聖火台への点火を強調したいので

登場人物の顔が見えないところがいいのです。

主人が聖火台、私が片手でお人形を持ちながらシャッターを切って

2時間くらいかけてようやく気に入った写真が撮れました。


ただぼ〜っとドラマを見ていると

つい見逃してしまうような何の変哲もないシーンでも

こうやって真似させていただくと

撮影スタッフのご苦労や工夫やこだわりが

とってもよくわかって勉強になります。

やっぱりプロって凄いです。

そして、ドラマを見ていて感心したことは

トーチが時子からみね子に手渡されてしばらくたつと

沿道から聞こえてきた観衆の声がフェードアウトされ

いっさい聞こえなくなりました。

その代わりに、みね子が父親と過ごした稲刈りの楽しかった思い出のシーンや

父親が失踪してからのお母さんの決意のシーンが再現されて

父親への溢れんばかりの想いを胸に

ひたむきに走るみね子の心情が見事に表現されていました。





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みね子のお父さん

お元気ですか?

みね子はお父さんの代わりに故郷を離れ、

あんなに嫌がっていた東京へ

働きに出ることになりました。

妹のちよ子は姉の代わりに

弟の面倒を見ながら

おかあちゃんやおじいちゃんの手伝いをしています。

みね子のお父さん

どうか早く帰って来て

みんなを安心させてください。


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余談ですが、この聖火リレーは

実際にあった話だそうで

地元の小学生、中学生、青年の中から15名の男子がランナーに選ばれ

8つの集落からなりたっていた当時の里美村北部の里川入り口から

南部の日立市界までの県道を16ポイントに分けて聖火リレーが行われたそうです。

こうして「ひよっこ」に時々登場する歴史的背景を

上手に組み合わせたドラマの脚本作りにも

脚本家のセンスが光っていて

「ひよっこ」に親しみを感じるひとつの要因になっているのかも知れません。

そして頼りにしていた父親の失踪という重い現実を背負った女の子の

とかく暗くなりがちな話を

三男の母親のきよや時子の母親の君子などの脇役陣の天然ぶりを笑いに変えることによって

つとめて明るくみせることで

見ているこちら側も救われています。


次回の【お人形でひよっこをやってみた】では

旅立ち編を予定しています。

(いつ仕上がるか、よぐわがんないけんど......)






お人形で『ひよっこ』をやってみた (茨城編)その1

先月から取りかかっている

【お人形で『ひよっこ』をやってみた
ですが

前回の記事でできるだけドラマの進行と平行して作っていくつもりと書いておきながら

ドラマの展開があまりに早くて

セットやお洋服作りが間に合いません。

もたもたしているうちに、ドラマは茨城編から東京編に突入してしまいました。


茨城編では、セット作りも大変ですが

なにより野外撮影の大変さが身にしみました。

今の時期、日の光の強さは半端なくじりじりと容赦なく照りつけます。

ドールスタンドは極力使わないようにしていますが

屋外でお人形を立たせるのは至難の技......

あれこれ考えてせっかくポーズを決めて

シャッターを押すタイミングで風が吹くと

今までの努力は水の泡......また最初からやり直しです。

特に田んぼは風通しが良いために、

少しの風でも倒れてしまいます。

昨日は朝の5時半から夕方の4時半まで

野外撮影に追われていました。



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「遅い.........

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「時子ぉ〜〜〜〜〜」

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「毎日会ってんのにそんなに手ぇ振られてもねぇ.....


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「おはよ〜〜」

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「おはようじゃないよ! おそようだよっほんとに!
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「おはようじゃなくておそようだよっ!

この言葉、よく子供のころ使っていました。懐かしい〜〜!

あと、そんなバナナ...とか

あったり前田のクラッカーとか......

おっと....年がバレちゃいますね。



特別可愛いわけでもなく、頭が良いわけでもなく

お行儀が良いわけでもなく

モテルわけでもなく......

みね子はどこにでもいるような高校三年生。

だから余計に親近感が湧きます。

一方、親友の時子ちゃんは

みね子と違って将来の夢は女優さん。

みね子と違って高校を卒業したら、

ド田舎の茨城を出て、東京で生活したいという願望を持っています。

なんて対照的な2人。

でも対照的だからこそ、お互いの欠点をカバーしあえるんですよね。


この時子ちゃん、タカラドールの中で

誰をキャスティングしたらいいのか悩みました。

美人でスタイルが良くて気が強い時子ちゃん......

悩みに悩んだ結果、太い眉に目力のある

「大徳寺貴更」をスカウトしました。


キサラを制服に着替えさせたら

だんだん時子ちゃんに見えて来るから不思議です。




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「はやく来お!早く!
毎朝毎朝、何やってんだ。飯おかわりすんの我慢しろ!


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農家の三男坊の三男くん。

いい子ですね。

毎朝遅刻ギリギリで走ってくるみね子達のために

こうしてバスを無理矢理止めて待ってもらってます。

農家の三男坊として虐げられて育ったわりには

いじけることなく心優しい青年に育ちました。

三男を見ていると、子育てって

褒めて育てるよりもけなして育てた方が良い子に育つのかなって

思ってしまいます。(><)



3枚目の三男君のキャラに

このリカちゃんのボーイフレンドのたくみ君起用しましたが

ちょっと男前すぎましたね

キャッスルのリトルファクトリーでオーダーメイドをお願いできたら良かったのですが

最近仕上がるのにオーダーしてから4ヶ月以上もかかるそうなので

持っている子で間に合わせました。


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このバス停のセットは、主人が端材とダンボールで作ってくれた骨組みに

私が彩色したものです。

出来るだけドラマに出て来るバス停を忠実に再現するために

ダンボールで出来たトタン屋根は錆加工し

所々に苔を生やしました。

同じく、厚紙で出来ている一斗缶のゴミ箱も

ブリキが錆び付いたようにペイントしてあります。

ちりとりや雑巾がかかっていたり

火の用心のステッカーが貼ってあったり.......と

ドラマの中で、ちらっとだけ見えたバス停の内部も

できるだけ忠実に再現しています。


最初はもっと簡単に作ろうかと思っていましたが

一度こだわるといろいろな所がこだわりたくなって

どこで終りにしていいのかわからなくなってしまうほど

バス停作りにのめり込んでしまいました。

これがなかなか東京編モードに行けなかった理由です。




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ドラマで使われているブリキの看板を探しても

同じものはありませんでした。

たぶん公共性を重んじるNHKスタッフのオリジナル作品なのでしょうね。


後ろに見えるボンネットバスは

グリコのおまけに入っていた

いすゞBXD30型のボンネットバスです。

遠景を利用したので、ミニサイズでも違和感なく使えました。


このバス停の野外撮影は気温28度の炎天下で日差しが強く

とにかくキツかったのですが

頑張った甲斐があってイメージ通りの写真が撮れました。


次回の更新では奥茨城でのみね子の生活ぶりをやってみたいと思います。

でもこんなにトロトロしてたら

なかなかドラマに追いついていけねぇがら

あんまし深入りしねぇで

さっさと東京編に行がなぐては....




フルールちゃんがやって来た!


今年の自分へのバースディプレゼントに

SUGAR SHOPさんの可愛いにゃんこ「Fleurちゃん(フルールちゃん)」が我が家にやってきました。

SUGAR SHOPのerikoさんは唯一無二のオリジナルの可愛いベアや動物達を創り

作品のほとんどが抽選で当たらないと手にする事ができないほどの

大人気の作家さんです。


まずはオリジナルのデザイン画をスケッチし

その原画を忠実に再現できるように

縫う前と仕上げ後に染めたり加工したり....と手間をかけるそうです。

一旦、出来上がっても納得がいかないと

材料を変えて何度も作り直したり....と自分の作品にこだわりを持ち続けながら

作品創りに励んでいます。


そんなerikoさんのこだわりの作品を求めて

たくさんのファンが申込む中、

ダメ元で私も参戦させていただくことになりました。

憧れのフルールちゃんが我が家にやってくるという

淡い期待を胸にいだきつつも

落ちた時のショックを考えて

過度に期待することなく

淡々と抽選日を待っていましたが

初めて申込んだにもかかわらず、

なんとフルールちゃんをお迎えできることになりました。♫•*¨*•.¸¸♪

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頭に花かざりをつけてやってきたフルールちゃん。

Fleur(フルール)と付けられた名前の通り、

まさにお花畑で生まれてきたような

とっても可愛いネコちゃんです。

手足にジョイントがあるのでいろいろなポーズもつけられます。

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erikoさんオリジナルの可愛らしくコラージュされた箱の紐を解くと

つぶらな瞳の可愛いにゃんこがひょっこり顔を出していました。

インスタグラムで何度も画像を拝見させていただいたのと同じ

春の日差しのような柔らかいベージュ系の色合いにふわふわの毛並みのフルールちゃん。

ほっぺがほんのりピンク色に染まっています。

急いで抱っこすると、一瞬あれ?っと思いました。

こんなにふわふわなのに、ずっしりと重さを感じるのです。

その重さに、ただの『可愛らしい物』ではなくて

命のぬくもりのような温かさを感じました。

私も市松人形を作るときに

その子の年齢や性格や体格などを考えて

何グラムの重りをいれようか決めます。

重さがあると抱き上げた瞬間に

その子の命が感じられて一層愛おしさが増してくるものです。

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家に来た時は緊張しているせいか

ちょっと表情が固かったように見えたフルールちゃんですが

しばらくすると、たくさんの愛嬌をふりまいてくれました。

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とことこお散歩にでかけたり......

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花籠の中に入ってひょっこりお顔を出したり....

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宝石箱の上に乗っかっちゃったり.....

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せっかくフルールちゃん専用のハウスを用意してあげていたのに

あたらしいおうちに興味津々でちっともじっとしてくれません。


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あらあら.....ついに、お人形のおねえちゃんたちに捕まってしまいました。

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マギーちゃん、もうフルールちゃんが可愛くてしかたがありません。

ぎゅっとしちゃってます。

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すみれ色のマギーちゃんと

どんなお話をしているのかなぁ.......

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ベッツィちゃんにも抱っこされて

フルールちゃん、すっかり我が家のアイドルです。


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フルールちゃん、

我が家にやってきてくれてありがとう。 ♫•*¨*•.¸¸♪

erikoさんがひと針、ひと針、心を込めてフルールちゃんに注いだ愛情を

今度は新しいママがしっかり受け継ぎますね。

お人形で『ひよっこ』をやってみた『じぃちゃ〜〜ん、行ってくる〜〜』


 
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朝の連続テレビ小説の『あさが来た』(2015年下半期)以来

『とと姉ちゃん』(2016年上半期)や

『べっぴんさん』(2016年下半期)が続きました。

両者ともそれなりに面白くて

毎朝、楽しみに見ていましたが

なぜかあまり親近感が湧かなかったのは

時代背景や物語の舞台など

私とはあまり共通点がなかったからかも知れません。


でも2017年の上半期の朝ドラ『ひよっこ』は

私がまさに生まれ育った昭和が舞台のドラマ。

私は主人公のみね子よりもだいぶ年下ですが(←ここ大事!)

子供の頃に見たことのある風景がたくさん出て来て

懐かしさでいっぱい......

みね子に、ちよ子に、進に、実に、美代子に、茂......

昭和の時代に流行った聞き覚えのある登場人物の名前に

余計に親近感が湧きます。

名前だけだったら、知り合いが多数出演していそうなので

ドラマが始まってすぐ、自然に感情移入できました。


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舞台は東京オリンピックが目前に迫っていた1964年の秋。

田舎育ちのおっとり、のんびりとした性格の高校生みね子と

友達思いの幼なじみの時子と三男。

家計のために東京に出稼ぎに出た父親と

貧しいながらも強い絆で結ばれている家族。

地域みんなで支え合って暮らす地元の人達との温かい交流に

人情味溢れる洋食屋すずふり亭の店主.......

どのキャラクターも思わず応援したくなるほどキラキラ輝いていて

とても魅力ある人達です。


そんな『ひよっこ』を見ていたら

私もその輪に加わりたくなって

久しぶりに本気でお人形遊びがしたくなりました。



今まで、何度か心に残った朝ドラのシーンを

お人形で再現してみていますが

あまちゃん・じぇじぇじぇあまちゃん編

あまちゃん・じぇじぇじぇ海女カフェ編

マッサン・マッサンとエリーに捧ぐ 前編

マッサン・マッサンとエリーに捧ぐ 後編

マッサン・マッサンとエリーに捧ぐ 最終章

あさが来た 幼少期編】

あさが来た 少女編

あさが来た 加野屋編


これらのほとんどはドラマが終盤にさしかかってからやり始めたので

お人形サイズのミニチュアセットを作るのも

ある程度内容がわかってからでしたが

今回はできるだけドラマの進行と平行して作っていくつもりなので

どんな展開が待ち受けているのかちょっとドキドキ......



物語はまだ始まったばかり。

これからどう展開して行くのか全然わかりませんが

心に残った『ひよっこ』のシーンを

お人形で綴ってみたいと思います。

お人形サイズの小物集めやセット作りも同時進行で行きます。

どうか今回は、単純な背景セットや衣裳で済みますように....


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まずは最初のシーン

『じぃちゃ〜〜ん、行ってくる〜〜〜』


主人公みね子の住んでいる場所は

茨城県北西部の山あいの村。

みね子の家からバス停まで自転車で20分。

幼なじみの家の庭に自転車を置かせてもらって

そこから5分歩いてバス停へ。

そしてバスに乗って40分。ようやく学校に到着するんですって。

学校に行くまでに、もう疲れちゃいますよね。


そんなみね子の自転車通学のシーンを撮ってみたくて

先週の日曜日、

みね子の住んでいるところと似たような

のどかなロケーションの場所を探しに

車であちこちと走り回りました。

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みね子の自転車は学生鞄が置けるように

カンチ台座フロントキャリアのあるものなので

市販の1/6サイズの自転車を改造して

針金でカンチ台座フロントキャリアを取り付け

ライトの位置を下側に付け替えました。



お人形と背景をしっくりさせるために

ローアングルで撮りたかったので

地面に寝そべって激写(笑)

ちょうど田んぼは田植えに向けて整地している最中で

トラクターが行き交う中での撮影となりました。

あんなとこで何してるっぺ?って言われてたかも.....


この日は天気がとても良いものの南風が強く

時折吹く突風で自転車ごと倒れること数回.....

私もお人形も土まみれになりながらの

強行撮影となりました。


H2


ヒロイン谷田部みね子役の有村架純ちゃんのヘアースタイルは

分け目が右側のボブカットなのですが


123


市販されているリカちゃんは

左側が分け目の子ばかりで

右側が分け目の子がなかなか見つからず

いろいろ捜しまわった結果

くら寿司リカちゃんをスカウトすることに....

くら寿司リカちゃん、これがら半年間よろしぐね。




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私の好きなこと、やりたかったことを私の代わりにお人形にやってもらってます。
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